ファッション

ツイードファッションで楽しむ自転車ライド「ツイード ラン トーキョー」開催。海外勢も多数参加

 ツイード ラン トーキョー(Tweed Run Tokyo)実行委員会は10月19日朝、ツイードのアイテムを身につけて自転車で走る「ツイード ラン トーキョー 2014」を明治神宮外苑のいちょう並木で開催した。「ツイード ラン」は2009年、イギリス・ロンドンでスタート。日本では「メルセデス・ベンツ ファション・ウィーク 東京」の関連イベントとして、実行委員長にユナイテッドアローズの栗野宏文クリエイティブディレクション担当 上級顧問を据える形で始まった。3回目となる今回は、ウースター・コンサルタンシー代表のニック・ウースターやマルコ・ケアンズ=「ザ・ダファー・オブ・セントジョージ(THE DUFFER OF ST. GEORGE)」クリエイティブ・ディレクター、ブロガーのトミー・トンなど海外からの参加者も増え、約150人が参加した。ツイードによるファッションも思い思いに楽しんだ。「ディストリクト ユナイテッドアローズ(DISTRICT UNITED ARROWS)オリジナルのセットアップに「エルメス(HERMES)」のスカーフを巻いた栗野上級顧問や、ツイードのジャケットとハンチングに"BIKE"と胸に記されたニットを取り入れた鈴木正文「GQ ジャパン」編集長のほか、一般参加者もチームでコーディネートをそろえるなど、それぞれ独自の目線で力を入れる人が多数見られた。また、イベントの参加者以外も楽しめるよう、スタート地点付近に、コーヒーショップの「トーク アンド カム アゲイン(TOKE AND COME AGAIN)」、「ラベンハム」「チャーチ」などのインポーターである渡辺産業、自転車販売店「W-BASE」などが出展するマルシェを構えた。

 イベントはマルコ・ケアンズ=クリエイティブ・ディレクター自ら、スタートの合図となるフラッグを振ると、栗野上級顧問やニック・ウースターらがスタート。その後、参加者は続々と東京の街へと駆け出した。赤坂から霞ヶ関、皇居、六本木を通り、スタートと同じ外苑前に戻る約10kmのコースを、1時間30分程かけてゆっくりと回った。

 昨年には名古屋でも初開催するなど着実に認知度が高まっている「ツイード ラン」について、栗野上級顧問は「正直なところ大ブームにするつもりはないが、着実に浸透してきている。東京は今回で3回目となり、『ツイード ラン』開催の主旨の一つである"東京を、楽しく自転車で走ることができる街として発進すること"を伝えることができている」と語った。また、自身のツイードファッションについて「同じツイードでも、毎回違ったカラーを出すようなファッションを心掛けている。ツイードだからといってノスタルジック過ぎるのは嫌だったので、今回はシティなイメージを出してみた」。

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