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伊藤忠が東京・本社で学童保育、岡藤会長と「はじめてのめいしこうかん」

伊藤忠商事は8月21〜25日、職域学童保育やフェムテック商品の展示会を実施する。同社はこども家庭庁から「こどもまんなか応援サポーター」上場企業第一号として任命されたことを受け、5日間に渡り、東京・青山の本社や本社の隣接する「SDGsスタジオ」などで、「SDGs制作活動」や「職場訪問」「運動」などを行う。参加するのは同社の社員の子どもや近隣の港区立青山小学校の生徒など、5日間で延べ240人が参加する。

22日には報道陣などが取材する前で、岡藤正広・会長CEOとこども家庭庁の渡辺由美子・長官に名刺交換などを行った。同社の岡藤会長は「大企業が民間の知恵を生かして率先して働き方改革に取り組むことで、社会全体が変わっていく。フェムテックに関しても、まだまだ男性中心の社会構造である日本で、タブー視されがちな問題に関しても、真正面から向き合い、課題を解決することでビジネスにもつなげていく」と語った。

「伊藤忠フェムテックフェス!?」は、8月から本格的にスタートした社内兼業制度の一つ「バーチャルオフィス」を活用したカンパニー横断型のプロジェクトで、繊維カンパニー4人を筆頭に開発・調査部や食料カンパニー、金属カンパニーなどのメンバーで構成されている。伊藤忠は、フェムテック分野のスタートアップ企業フェルマータに出資もしており、「この分野で主導権を握っていきたい」(同プロジェクトメンバー)と意気込む。

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