ファッション

「ナイキ」×大坂なおみのコレクション第2弾は禅を取り入れた“ゼナジー”

 「ナイキ(NIKE)」はこのほど、プロテニス選手の大坂なおみとのコラボコレクション第2弾を発表した。5月24日にナイキメンバー限定で公式ECサイトとアプリで発売し、6月17日に一般販売を開始する。

 大坂選手のデザインパートナーであるカーリー・エリス(Carly・Ellis)=ナイキ・シニア・アパレル・デザイナーは、発売に合わせて行われたメディア向け発表会で「今回のコンセプトは禅とエネルギーを掛け合わせた“ゼナジー”。強さや情熱、優しさなど大坂選手の持つ多様な面を大胆なシルエットと優しい素材で表現した」と解説した。

 アイテムは大坂選手からの「誰にとっても着やすいデザインに」という意見を受け、Tシャツ(税込4950円)やショーツ(同1万1000円)、フーディー(同1万1000円)、ボディスーツ(同8250円)など、さまざまな組み合わせが楽しめるアイテムをそろえた。アパレル以外にも全仏オープン用のスニーカー“ナイキコート エアズーム GPターボ 大坂なおみ”(同1万9250円)も登場する。大坂選手の好きな黒、白、オレンジのカラーパレットやカモ柄のグラフィックパターンを採用したほか、ファーストコレクションに引き続き彼女の名前を元にしたロゴ、ラッキー・キャットのグラフィックも一部に施した。また同社のサステナビリティプランに沿って、素材はオーガニックコットンやリサイクルポリエステル繊維を使用した。染色工程においても、水や化学薬品の使用量を削減した染色方法を採用している。

 エリスデザイナーは「大坂選手はスポーツに限らず、さまざまなフィールドで活躍する世代のロールモデルだ。世界を舞台にする自身の発信力を生かして社会正義を訴える彼女の姿勢は、このパートナーシップを意味深いものにしてくれている。彼女の洞察や意見は、各アイテムに深いストーリーを持たせてくれている」と加えた。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

韓国ブランドの強さに迫る 空間と体験、行き渡る美意識

日本の若者の間で韓国ブランドの存在感が増しています。K- POP ブームが追い風ですが、それだけでは説明できない勢い。本特集では、アジアや世界で存在感を示すKブランドや現地の人気ショップの取材から、近年の韓国ブランドの強さの理由に迫ります。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。