ファッション

「ケンゾー」のクリエイティブ・ディレクターが自身のドローイングをオークションに初出品 収益は全額寄付

 2020-21年秋冬コレクションから「ケンゾー(KENZO)」のクリエイティブ・ディレクターを務めるフェリペ・オリヴェイラ・バティスタ(Felipe Oliveira Baptista)が、15点に及ぶ自身のドローイングをオークションに出品した。今回の出品にあたってオリヴェイラ・バティスタは、「私が描いたドローイングを販売してほしいとこれまで何度も依頼されてきたが、一度も売ったことはなかった。だが今こそ、それをするにふさわしい時だと思った」と語った。

 オークションに出品されたのは、A4サイズの封筒に描かれたドローイング全15点。出品先のオンラインオークションサイト「32auctions.com」では、4月23日夜の時点で400ユーロ(約4万6000円)の入札額がつけられた。「“封筒”の落札者は郵送でこれを受け取ることになるだろう」とオリヴェイラ・バティスタは述べた。

 オークションはすでに終了しており、収益はパリのオーロラアソシエーション(Association Aurore)に全額寄付される。同アソシエーションは、困難な状況にある人々への保護施設や医療の提供など、専門家の協力によって社会的支援を行っている。最近ではフランス国内において、新型コロナウイルスの影響で孤立した人々や家族、移民を支援するキャンペーンを立ち上げていた。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

韓国ブランドの強さに迫る 空間と体験、行き渡る美意識

日本の若者の間で韓国ブランドの存在感が増しています。K- POP ブームが追い風ですが、それだけでは説明できない勢い。本特集では、アジアや世界で存在感を示すKブランドや現地の人気ショップの取材から、近年の韓国ブランドの強さの理由に迫ります。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。