ファッション

ピカチュウ、ついにランウエイをウォーキング ポケモンコラボはまだまだ続く!?

 2019年春夏にはミラノブランドの「GCDS」や奇才による「ジェレミー スコット(JEREMY SCOTT)」とコラボレーション、藤原ヒロシとの合同企画「サンダーボルト プロジェクト(THUNDERBOLT PROJECT)」もスタートしたポケモン(POKEMON)のファッション界への進出が続いている。19-20年秋冬にはロンドンのコラボ好きブランド「ボビー アブリー(BOBBY ABLEY)」とタッグを組み、ピカチュウやミュウツー、ゼニガメ、ヒトカゲなどが洋服に登場。ピカチュウはついにフィナーレでランウエイを歩き、モデルデビューも果たした(!?)。

 デザイナーのボビー・アブリーはポケモンとコラボした理由を、「大好きなキャラクターだから」と話す。彼の幼少期の思い出にインスピレーションを得て、母親の手編みのようなざっくりニットを核としたコレクションにはポケモンキャラが多数登場。ピカチュウはサンシャインイエロー、ミュウツーはライラック(薄紫)、リザードはファイヤー・オレンジなど、キャラクターにぴったりの色とともにスエットなどにあしらわれた。ボビーのクリエイションはこれまで同様、キャラの人気に依存するくらい単純明快。ピカチュウは稲妻とともにスエットの中央にドカンと登場し、ゼニガメやヒトカゲはパジャマのようなシャツのセットアップの上に何匹も何匹も現れる。

 大人気のゲームアプリ「ポケモン GO」のマストアイテム、モンスターボールも登場し、オーバーサイズのポロシャツやポンチョ、バックパック、ショルダーバッグなどになった。

 フィナーレには、ピカチュウがランウエイに登場。デザイナーのボビーがピカチュウを出迎えてハグし、エンターテインメントなショーは終了した。

 ポケモンは今春、ハリウッドが実写化した映画を公開予定。「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」でのデザインコンペも開かれている。ファッションの世界でも引き続き注目の存在になりそうだ。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。