1. 黒石奈央子のアメリ ヴィンテージが好調 EC売り上げは前年の3倍 

黒石奈央子のアメリ ヴィンテージが好調 EC売り上げは前年の3倍 

企業動向

2018/5/23 (WED) 11:30

 ビーストーン(B STONE、黒石奈央子・最高経営責任者=CEO)が手掛けるオリジナルウエア「アメリ(AMERI)」とビンテージアイテムのセレクトショップ、アメリ ヴィンテージ(AMERI VINTAGE)が好調だ。2~4月の自社EC売り上げは前年同月の約3倍、5月も同様に推移している。東京・代官山の路面店は同1.5倍、新宿ルミネ2にある店舗も同2倍という。ブランド認知が上がってきたことに加え、SNSのライブ配信で商品紹介を定期的に行うようになったことなどが売り上げを押し上げた。

 同ショップは、「エモダ(EMODA)」でVMDを務めた黒石CEOが14年にECでスタート。16年4月に代官山に出店し、17年4月に新宿ルミネ2の2階にも出店した。黒石CEOが「アメリ」のデザインも担当しており、現在は売り上げ全体の約9割を「アメリ」が占める。凝ったデザインの商品を比較的買いやすい価格でそろえている点が支持され、30歳前後を中心とした女性客をつかんでいる。

 今春は、ブランドの強みのアイテムであるバックプリーツのトレンチコート(2万4000円)を中心に、「あらゆるアイテムが売れ、追加発注をかけた品番も多数出た」(黒石CEO)という。「ひとひねり加えたデザインが多いため、SNSで拡散されやすいのではないか」と分析する。インスタグラムのライブ配信機能を使って、2月から月に数回、新商品紹介を始めたことも売り上げ向上につながった。

 好調を受け、18年7月期は売上高16億~18億円での着地を見込んでいる。前期は10億円弱だったという。19年春には東京以外の都市への出店も予定しているが、「やみくもに店舗数を増やす考えはない。今の時代は在庫を残すことが最大のリスクであり、プロパーで売り切ることがファッションビジネスの美徳」として、引き続きECを軸に適時に適量を販売するビジネスの構築を目指す。

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