フォーカス

8万通り以上のパーソナルスキンケアの資生堂「オプチューン」を編集部が試してみた 途中経過編

 資生堂が同社初のサブスクリプションサービスとしてスキンケアのパーソナライゼーションを実現する「オプチューン(OPTUNE)」を本格スタートさせました。一人一人の肌環境に合わせたケアを専用マシンが提供するIoTスキンケアシステムで、8万通り以上のお手入れアルゴリズムから最適なスキンケアを提供するという、業界的にも画期的なこのサブスクサービス。月額1万円で利用できます。どんなものか体感したいということで、「WWDビューティ」編集部の20、30、40代を代表する記者3人が個人的に申し込み、3カ月間実際に試して肌の状態がどのように変化するかをリポートします。

男性記者K:メンズコスメや小売りなどの担当記者
女性記者N:国内メーカー担当記者
女性記者M:国内メーカー担当、「WWDビューティ」マネジングエディター

良質な睡眠もスキンケアの一部 
目指せ睡眠不足からの脱却
(20代男性記者K)

 新卒でこの業界に入り大きく変化したことの一つは睡眠時間が減少した事です。時期によっては夜遅くに帰宅する日が続くこともあり、不足しがちです。そんな折に開始した「オプチューン」。なんとアプリで睡眠時間を管理してくれて、そのデータも処方に反映されるんです。アプリ内にこんな機能があるとは知らず、これから活用したいと思います。僕がそれまで使用していた睡眠管理アプリでは、先月の平均睡眠時間は5時間39分でした。休日も含んでいるので平日は、恐らく平均を下回る睡眠時間です。

 やはり「睡眠不足はお肌の大敵!」です。見事に先月から肌が不調で、良質な睡眠もスキンケアの一部という事が分かりました。肌のターンオーバーは睡眠中に活発化すると言われていますから、睡眠が不足するとそのサイクルが乱れがちになり肌荒れを引き起こしやすくなります。しかし、肌の状態と睡眠を同時に管理できるってこれまであるようでなかった事なんじゃないでしょうか。これを機に「オプチューン」で睡眠時間を管理して、よりパーソナルな処方で肌を改善したいと思います。最近の肌状態は寒さがグッと厳しくなり、乾燥しがちです。水分量も過去の数値と比較するとやや低下しています。「オプチューン」はこういった季節の変わり目での肌の変化も読み取ってくれるので保湿用の製品を買い足す必要はなさそうです。

カートリッジ交換は意外と待ってくれる!しかしそれにおごらないこと(30代女性記者N)

 「オプチューン」を使用して約3カ月が経過。夏季休暇や連休のたびに実家へ帰省するなど家を不在にすることが多いとはいえ、カートリッジ(美容液)は確実に減っていきます。それを見越して、なくなる前に新しいカートリッジが自宅に配送されますが、離島など配送に時間がかかる地域に合わせて出荷されるため、都内在住者はかなり早めに届くそう。私も新しいカートリッジが届いてから、交換するまでに約3週間分はまだマシン内に残量が残っていました。カートリッジは、24センチ×26センチ×9センチの箱に1個ずつ厳重に梱包されて届きます。交換にはアプリの起動が必須。一つ一つ分かりやすく説明してくれるので、初めてで3~5分ほどで完了しました。

 カートリッジ交換時の注意点といえば、一度に2本以上交換する場合はマシンに挿入する順番があること。アプリ画面を見ていればちゃんと指示してくれているので間違えることはないですが、慣れてくるとつい流れ作業になりがちに……。ちなみに、残量が不足すると「カートリッジを交換してください」とスマホにお知らせが来ますが、物ぐさな私はついついスルーしていました。しかも2~3週間ほど。「意外となくならないものだな~」と思いながら過ごしていたある朝、急にマシンが静かに……!限界が来たようです。カートリッジを交換しようにも、時間のない朝のめちゃくちゃ急いでいるタイミング。なんとか「ベネフィーク」で乗り切りました。こんな顛末にならないよう、お知らせにはしっかり向き合いましょう。肌の調子は、キメ、水分量、皮脂、毛穴の目立ちいずれも良好で、日々の温度差が激しい季節の変わり目でも揺らぎを感じることなく過ごせています

習慣になっていたオプチューン生活が旅行を機に縁遠くなる……
(40代女性記者M)

 朝晩のオプチューンでのケアに慣れてきたころ、遅い夏休みで8日間ほど海外旅行に行ってきました。当然ながら旅行中はオプチューンでのケアはできず、浴びるようなぜいたく使いのスキンケアに戻っていました。帰国後、再び使い始めようとしたのですが、旅前に習慣になっていた携帯との連動がなぜか億劫に感じてしまい……。オプチューン生活に戻るのにしばらく時間がかかってしまいました。簡易版オプチューンとでいいましょうか、持ち運びが可能なタイプも欲しいと思った瞬間でした(開発者の方よろしくお願いします!)。

 再び習慣になりつつなったときに、季節が変わって寒暖差が激しくなり、肌が激しい乾燥についていけずボロボロに。年に1度は訪れる肌ダメージ期が到来してしまいました……。こうなると普段のスキンケアアイテムを一切受け付けなくなるので、ミストとバームのみというシンプルケアに徹します。1週間ほどこのケアを続けると大概復活するのも慣れたものです。落ち着き始めたところで、オプチューンも復活!しかし乾燥が激しい日々が続くため、やはり500円玉大の量では物足りなさを感じて。しかし、資生堂のオプチューン担当からスキンケアの量を調整できると聞き、早速チャレンジ。念のため手持ちの化粧水もプラスしてのスキンケア生活にしたら大分肌も元気になってきました。ほっと一安心の日々を過ごしています。