ビジネス

マクロン次期大統領が選挙戦で着たスーツは約4万円

 エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)次期フランス大統領が、選挙で着用したスーツが明らかになった。ネイビーの既製スーツは、フランス人の親子が営む「ジョナ エ シー(JONAS ET CIE)」のもので、価格は340ユーロ(約4万1000円)。同ブランドのスーツは知名度があるわけでも、値段が高いわけでもない。ラインも細すぎず、かつルーズでもなく、現代的であるがクラシックな印象だ。マクロン次期大統領は、3年前から同ブランドのスーツを愛用しているという。

 一方、保守派のフランソワ・フィヨン候補は、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループ(LVMH MOET HENESSEY LOUIS VUITTON GROUP)傘下で「ベルルッティ(BERLUTI)」内で展開する老舗テーラー「アルニス(ARNYS)」のオーダーメードのスーツを着用したが、選挙では落選。少なくとも現時点では、マクロンの着こなしの方がより実用的で適切だったようだ。

 「ジョナ エ シー」のジャン=クロード・トウボル(Jean-Claude Touboul)創業者は、「マクロンは、彼の職務によく合うブルーを好む。時にポケットの数を変え、細いネクタイがお気に入り。何よりも彼には一貫性がある。非常に気持ちが良く、真っ直ぐな男だ。スーツは毎回微調整するものの、彼はモデルのような体型のため、オーダーメードは必要ないんだ」と話した。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬のトレンド総まとめ 鍵は「退屈じゃない日常着」

4月15日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で発表された100以上のブランドから、アイテムや素材、色、パターン、ディテール、バッグ&シューズのトレンドを分析しました。豊富なルック写真と共にお届けします。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。