ファッション

ラリー・クラークの作品が1万5000円で買える 原宿で展覧会開催

 東京・原宿にある画廊「ギャラリー ターゲット(GALLERY TARGET)」は、写真家や映画監督として活動するラリー・クラーク(LARRY CLARK)の展覧会「TOKYO 100」を開催する。期間は9月23~30日。「TOKYO 100」は73歳を迎えたラリーがこれまで写真家として撮り溜めた作品を、キャリアを支えてきてくれた多くのファンや友人の手に渡したいという思いから開催に至った。ギャラリーの中央に大きな木製のクレートを設置し、写真を積み上げてディスプレーする。作品は主に、薬局などにある1時間プリントの写真現像サービスを利用しカラープリントしたもので、サイズは102×152mm(4×6)。オリジナルプリントでは100万円以上するようなアーカイブを各1万5000円で販売する。

 ラリーはこの展覧会について「今まで何度も自分の展覧会に来てくれたにもかかわらず、1万ドルや1万5000ドルの作品は買えなかったファンやスケーター、コレクターたちへのお土産や記念品として、自分がハッピーに死ぬためのお返しなんだ」とコメントしている。

 「LARRY CLARK100」は、2013年にニューヨークでスタートし、ロンドン、ロサンゼルスでも開催した。映画「キッズ(KIDS)」でデビューした俳優のレオ・フィッツパトリックがキュレーターを担当している。

 ラリー・クラークは、1943年米国オクラホマ州のタルサ生まれ。写真家としてニューヨーク近代美術館やメトロポリタン美術館、サンフランシスコ美術館などに作品が収蔵されている他、映画監督としても評価され、95年の監督作品「キッズ」に始まり、「アナザー・イン・パラダイス」「ブリー」「ケン・パーク」「ワサップ!」「スメル・オブ・アス」などをリリースしている。

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