2、3年前からはフットウエアやキッズ、ウイメンズなどカテゴリーに分けた専門店も生まれている。ここまで集中すると、ブランドが乱立することで過当競争となり顧客を奪い合うことが心配される。しかし、ゴールドウインの梶野富宏コーポレートコミュニケーション室長は「他社も含め、多店舗が存在することによりワンストップで買い物ができる。プラスに作用していることが多い」という。“競合”はいるが“共存”はできているという構図だ。
矢野経済研究所によると、15年度のアウトドアアパレル市場は約824億円(予想)。数年前から前年度比103~107%の間で成長を続けており、他のスポーツアパレルと比較しても堅調に推移している。市場を押し上げる要因の一つが、タウンユースでの需要。最近では都会的なデザインやカラーリングのアイテムが増えており、「バートン(BURTON)」が「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」の相澤陽介デザイナーと立ち上げた「バートン サーティーン(BURTON THIRTEEN)」、「マウンテンハードウェア(MOUNTAIN HARDWEAR)」が「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」の尾花大輔デザイナーと新ラインを作るなど、ファッションとアウトドアの関係性が密になっている。キャットストリートのアウトドア村化の隆盛は、ファッションブランドの関心がアウトドアへ向いているのも一助となっているのかもしれない。
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