ファッション

スカジャンブームの裏にこの企業あり! 東洋エンタープライズがその魅力を語る

 最近は、海外からのオーダーも多いが、小林社長は「当時のビンテージのディテールを再現するには技術も必要で、生産量も限られているため、簡単には増産できない。ただ、ブームに波があっても、常にやり続けていることである程度の顧客を見込める。常に一定の生産数を決めているからこそ価格やクオリティーを保つこともでき、継続性がある」と話す。ジャーナルスタンダードは、今後もブームがさらに広がると予想し、来シーズンも多くの別注スカジャンを用意。ビームスは、ウィメンズのアイテムにも力を入れている。小林社長は「洋服はアメリカやヨーロッパから入ってきたものだが、スカジャンは日本大衆の中から生まれた唯一の洋服だ。かつては素人がアドリブで刺しゅうしていたようなもので、例えるならば無名の作家の絵画と同じ。誰のモノでもないからこそ誰が作ってもいい。その特徴をうまく生かし、さらに違うモノに生まれ変わらせることができれば新しいムーブメントになるのではないか」。

 1940年代創業の東洋エンタープライズは東京都墨田区に本社を構える。輸出入業に携わることで当初からアメリカ文化に触れ、スカジャンの他にアロハシャツの生産にも深く関わってきた。現在、数十ブランドを取り扱う。

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