ファッション

スカジャンブームの裏にこの企業あり! 東洋エンタープライズがその魅力を語る

 最近は、海外からのオーダーも多いが、小林社長は「当時のビンテージのディテールを再現するには技術も必要で、生産量も限られているため、簡単には増産できない。ただ、ブームに波があっても、常にやり続けていることである程度の顧客を見込める。常に一定の生産数を決めているからこそ価格やクオリティーを保つこともでき、継続性がある」と話す。ジャーナルスタンダードは、今後もブームがさらに広がると予想し、来シーズンも多くの別注スカジャンを用意。ビームスは、ウィメンズのアイテムにも力を入れている。小林社長は「洋服はアメリカやヨーロッパから入ってきたものだが、スカジャンは日本大衆の中から生まれた唯一の洋服だ。かつては素人がアドリブで刺しゅうしていたようなもので、例えるならば無名の作家の絵画と同じ。誰のモノでもないからこそ誰が作ってもいい。その特徴をうまく生かし、さらに違うモノに生まれ変わらせることができれば新しいムーブメントになるのではないか」。

 1940年代創業の東洋エンタープライズは東京都墨田区に本社を構える。輸出入業に携わることで当初からアメリカ文化に触れ、スカジャンの他にアロハシャツの生産にも深く関わってきた。現在、数十ブランドを取り扱う。

ページ: 1 2

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

色で着崩すクラシック 2026-27年秋冬ウィメンズリアルトレンド特集【WWDBEAUTY付録:2026年上半期ベストコスメ発表】

「WWDJAPAN」6月22日発売号は、「リアルトレンド」ウィメンズ編です。国内アパレルやセレクト各社の2026-27年秋冬の打ち出しを一挙に紹介。シーズンのトレンド傾向から「今っぽい」をかなえるスタイリング術までを読み解きます。今季のキーワードは、「クラシック」と「エレガンス」。多くのブランドが、端正なジャケットを主役にしたトラッドスタイルをベースに、独自の解釈を加えた提案に挑戦しています。また…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。