ファッション

TBS×「ショーメ」が大規模プレイスメントに挑戦 「マザー・ゲーム?彼女たちの階級?」

 ファッション界とテレビ業界、近いようで実は遠い。その距離感を縮める挑戦がドラマ「マザー・ゲーム?彼女たちの階級?」(TBS系列火曜22時)だ。ラグジュアリー・ブランドのジュエリーや洋服を借りようとしても、スタイリストに力があるか、出演女優がどこかと契約しているかでない限り、なかなか借りることができない。そこで、「ショーメ」とTBSがタッグを組み、全話でジュエリーがふんだんに出てくるドラマが実現した。

 「マザー・ゲーム」は名門幼稚園を舞台に、貧乏なシングルマザー蒲原希子(28歳・年収250万円/木村文乃)とセレブママたちの戦いを描くドラマ。主人公の息子が思いがけずセレブ幼稚園に入園してしまうことから、ママカースト、お受験トラブルなどで苦しむ孤独な母親たちとの確執が表面化するが、徐々にお互いを認め、友情を育んでいく。木村扮する蒲原の大学時代の同級生で、ギャンブル依存症の神谷由紀(28歳・年収750万円/貫地谷しほり)、元キャリアウーマンで、娘のサッカースクールコーチとお教室不倫中の後藤みどり(33歳・年収1800万円/安達祐実)。ママカーストのトップを飾る小野寺毬絵(44歳・年収5億3000万円/壇れい)、大病院の息子と玉の輿結婚をするが、姑からのモラハラに苦しんでいる矢野聡子 (37歳・年収3000万円/長谷川京子)と豪華布陣。木村にとって初の主演ドラマ。ポスターの撮影は須藤秀之(TRIVAL)、グラフィックは吉田絵美(E-graf)が担当する。

 登場人物の年収や設定に合わせて、「ショーメ」の豪華なジュエリーが毎回登場し、コーディネートで見せていく。「235年の歴史のあるブランドだが新しい挑戦をしたかった。『ショーメ』は女性の個性を際立たせる品のよさがあるブランド。登場人物に合わせてうまく表現できれば」と「ショーメ」の北みづほPRマネージャー。なお、主役の木村だけはジュエリーは一切なし。

 ドリマックス・テレビジョンの菅慶彦バラエティ本部ディレクター兼プロデューサーは「海外ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のように、ハイエンドブランドのプレイスメントができないかとのアプローチから、ちょうどプロデューサーの新井が進めていたドラマ『マザー・ゲーム?彼女たちの階級?』がストーリー的にもハマるのではないか?と交渉し、トントン拍子で決まった。ここまでジュエリーが使えるケースはなかなかない。さらにファッション業界とコラボができればと考えている」と語る。

 同じくドリマックス・テレビジョンの新井順子ドラマ本部プロデューサーは、「TBS 系列火曜22時は、女性が元気になるようなドラマをお届けしたいと考えている。そこで今回はオリジナルの脚本で挑戦する。リサーチをする中で、『バツイチ、シングルマザー、年収250万円』という人が意外と多いという現状が浮き彫りになった。一方で、お金を持っているセレブママたちが果たして幸せなのか?という疑問もあった。それも調べていくと、実はママカーストが存在し、それぞれに悩みがあることがわかった。一見幸せそうに見えても、『みんなつらいことを抱えている。それでも、みんなで一緒にがんばっていこうよ』というメッセージが、ドラマを通して伝わればうれしい」。

 初回は4月14日(火)22時から放映予定。

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