ファッション

コルセットからモダンランジェリーまで、仏11ブランドの下着で歴史を辿る「フレンチ・ランジェリー展」がバツ・アート・ギャラリーで開催

 フレンチ・ランジェリー協会は7月20〜28日まで、「フレンチ・ランジェリー展」を渋谷のバツ・アート・ギャラリー(BA-TSU ART GALLERY)で開催する。コルセット全盛期の19世紀後半から現在に至るまでのフランスを代表する11のランジェリーブランドが参加し、約130点のアイテムを展示。その歩みとクラフツマンシップを紹介する。

 展示品には、ヴィンテージのコルセットやブラジャーから、機能とファッション性を兼ね備えたモダンランジェリーまでが揃う。加えて実物大の女性のシルエットをホログラムで映像化した展示も用意した。キュレーターに迎えたフランスの美術史家キャサリン・オーエン監修のもと、テーマ別にコーナーを編集。固いコルセットに伸縮性のある生地を使う技術が導入された1880年代、ナイロンの多用とカラフル化の進んだ1950年代、ファッション性を伴った60年代、といった具合にランジェリーの変遷を辿ることができる。参加ブランドは「オーバドゥ(AUBADE)」、「バルバラ(BARBARA)」、「シャンテル(CHANTELLE)」、「オンプランテ(EMPREINTE)」、「アンプリスィット(IMPLICITE)」、「レジャビー(LEJABY)」、「ルー(LOU)」、「リズ シャルメル(LISE CHARMEL)」、「パッショナータ(PASSIONATA)」、「プリンセス タム・タム(PRINCESSE TAM.TAM,)」、「シモーヌ ぺレール(SIMONE PERELE)」。
 
 同展は2012年にパリを皮切りにスタート。ロンドン、上海、ドバイ、ベルリン、ニューヨーク、トロント、モスクワと世界各国を巡回してきた。

■フレンチ・ランジェリー展
日程:2014年7月20日(日)〜28日(月)
時間:20日13:00〜21:00、21日〜27日10:00〜21:00、28日10:00〜17:00(22日、23日はイベントのため16時でクローズ)
場所:バツ・アート・ギャラリー(東京都渋谷区神宮前5-11-5)
入場料:無料

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