
この秋冬、各ブランドのアイテムから見えてきたのは、「ミニマル&エフォートレス」だ。肌本来の質感を生かした薄膜ベース、異なる質感を重ねて奥行きを演出するアイメイク、柔らかなヌーディカラーのリップなど、作り込みすぎず、自然体の美しさを引き出すメイクが注目されている。SNSでも、彩度を抑え、骨格や肌本来の透明感を引き立てる“低彩度メイク”が大きなトレンドの一つだ。
秋冬のムードを高めるポイントは、色や質感を巧みに取り入れながら、さりげなく個性を際立たせること。今季取り入れたいアイテムを紹介する。
ベースメイク:ミニマルに仕上げるカスタムメイド肌
ベースメイクのトレンドは多様化している。個人の肌質や好みによって艶やマットの質感を選ぶ傾向にあり、一括りには語れない。しかし、共通して見られるのは、肌の質感を損なわない薄膜による自然な仕上がりだ。さらに、パウダーや下地、コンシーラーなど、ベースメイクにおけるサブアイテムも機能性が高まり、“ノーファンデ”という言葉も浸透しつつある。
「雪肌精」
“クリアウェルネス エアリースキンヴェール ファンシーラー”(全3色、各1980円)
部分使いでは肌悩みを集中補正するコンシーラーとして、広範囲ではムラのない均一な肌に整えるファンデーションとしても使用できる「雪肌精」の“クリアウェルネス エアリースキンヴェール ファンシーラー”(全3色、各1980円)は、シミ、色むらには“01 ベージュ”、クマ、くすみを補正する“02 ピンクベージュ”、赤みをカバーする“03 グリーンベージュ”と、肌悩みに合わせて選べる3色をラインアップする。補色理論とスキンケアのように肌に密着する滑らかなテクスチャーで、カバー力がありながら、薄膜で自然なベースメイクをかなえる。赤みの気になる部分には“03 グリーンベージュ”、頬には“01 ベージュ”など、カラーを使い分けることで、ノーファンデーションでも均一な肌に仕上がる。
アイメイク:質感や光のニュアンスで奥行きのある眼差しに
今季の秋冬メイクアップコレクションで特に際立ったのが、質感や光のレイヤードだ。マットに、パールやグリッターなど、異なるテクスチャーを重ねることで自然な奥行きを生み出す。締め色などの濃いカラーで“盛る”のではなく、質感を操ることでエフォートレスな仕上がりがかなう。
「セルヴォーク(CELVOKE)」
“レイヤード シルエット アイズ”(全4種、限定1種、各6380円)
リップメイク:柔らかなヌーディマットでエフォートレスなムードを纏う
長らく艶リップがトレンドの中心だったが、マットリップの存在感が増している。今季のポイントはリップラインをぼかすブラーな質感と、肌になじむヌーディなカラーだ。肌と唇をシームレスにつなぐ柔らかな質感とカラーがエフォートレスなスタイルを完成させる。
「スック(SUQQU)」
“ブラー リクイド リップ”(全6色、各5830円)
朧げな艶とふんわりとした発色をかなえるリキッドリップ「スック(SUQQU)」“ブラー リクイド リップ”(全6色、各5830円)は、軽やかなつけ心地でふっくらとした唇に仕上がる。特に、ほのかに赤みを帯びたウォームベージュ“01 楪色 -YUZURIHAIRO”と、甘さを抑えたニュートラルピンク“02 霞初 -KASUMIZOME”は、肌のトーンを選ばず、溶け込むようになじむ。ヌーディリップに苦手意識のある人でも使いやすいカラーだ。