PROFILE: 西村友伸/東レ常務執行役員繊維事業本部長

2032年ごろ、世界および日本を取り巻く繊維・アパレル産業はどんな姿になっているのか。創業100年を迎えた東レで繊維事業を率いる西村友伸常務執行役員は、服の素材の出自が見えるようになる「日本版DPP」が、メード・イン・ジャパンの復権に大きく寄与する可能性を指摘する。(この記事は「WWDJAPAN」2026年10月26日号からの抜粋です)
タグの「ベトナム製」の奥にある日本の生地

WWD:欧州を中心にデジタル製品パスポート(DPP)の導入が迫る中、日本も経済産業省の「ウラノス・エコシステム」で日本版DPP作りに動いている。
西村友伸・常務執行役員(以下、西村):欧州の繊維・アパレル向けDPPは2029年ごろに適用される見通しで、ウラノスもその時期の実装を目指している。DPPは原料から製造、流通、廃棄までの情報を可視化し、資源循環を促す狙いがあるが、私が注目するのはDPPが「メード・イン・ジャパンの復権」の足がかりになり得ることだ。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
購⼊済みの⽅、有料会員(定期購読者)の⽅は、ログインしてください。
