ファッション

「モード・イン・フランス」と「コレクション・フランセーズ」 が20周年を記念し合同プレス発表会を開催

 年に2回、東京と大阪で開催されるアクセサリー展示会「コレクション・フランセーズ」と共同開催しているプレタポルテ展示会「モード・イン・フランス」が20周年を迎え、11月25日、在日フランス大使館で合同プレス発表を行なった。

 発表会では、「モード・イン・フランス」を主宰するフランス婦人プレタポルテ連盟のパトリシア・ブラフマン国際部長と「コレクション・フランセーズ」を主宰するフランス大使館企業振興部‐ユビフランス日本事務所のパスカル・フュルス代表が、フランスモードのトレンドと魅力を紹介。ブラフマン国際部長は「フランスの持つクリエイティビティとエレガンスを発信し続けてきた。20年間続けてこられたのは日本の顧客のニーズに応え、信頼関係を築いてきたから」と述べた。

 また、ゲスト・スピーカーとしてフランス人ライフスタイル・エッセイストのフランソワーズ・モレシャンや伊藤忠ファッションシステム未来研究所の川島蓉子所長が登場。モレシャンは「日本とフランスは、文化的に正反対だが、お互いに魅了され続けている。共通点は"粋"であること。クラシックなものをあえて崩す感覚はとても似ている」とコメント。川島所長は「エルメス」の副社長である齋藤峰明・副社長と「虎屋」の黒川光博・社長の対談のエピソードなどを交えながらフランスと日本の消費文化の共通点と課題について述べた。「『エルメス(HERMES)』と『虎屋』の共通点は"職人の手仕事"を起点として将来を描いてきたということ。企業の根本にある強みをどう生かすか工夫し時代と共に変化してきた」と川島所長。

 次回の「モード・イン・フランス」及び「コレクション・フランセーズ」は2014年1月15〜17日にホテルヒルトン東京で開催。約60のブランドが出展し2014−15秋冬のコレクションをパリに先駆け発表する。「コレクション・フランセーズ」は1月20〜21日ヒルトン大阪でも開催される。

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