ファッション

セリエC・ラヴェンナFCが全10着のユニホームを制作 ホスピタリティブランド「チプリアーニ」、ロナウジーニョ、オラオル・スローンとコラボ

イタリア・セリエC(3部)のラヴェンナFC(Ravenna FC)はこのほど、ベネチア発の老舗ホスピタリティブランド「チプリアーニ(CIPRIANI)」とともに、元ブラジル代表のロナウジーニョ(Ronaldinho)およびイギリス系ナイジェリア人アーティストのオラオル・スローン(Olaolu Slawn)とコラボレーションした限定ユニホームを発表した。ユニホームは全10着のみを用意し、スポーツ用品専門のオークションハウス「マッチウォーンシャツ(MatchWornShirt)」に出品され、収益の一部はアメリカ全土の恵まれない地域の子どもたちにフットボールをプレーする機会や育成プログラムを提供する非営利団体「ストリート サッカー USA(Street Soccer USA)」へ寄付される。

「フットボールは、誰もが共有できる言語」

本コラボは、イタリアのストリートウエアおよびスポーツウエアシーンで活躍するクリエイティブ・ディレクターのジョルジョ・マローネ(Giorgio Mallone)が手掛け、全てのユニホームがスローンのオリジナルのグラフィティを施した一点モノで、彼とロナウジーニョの直筆サインも書かれている。そのうちの1着は、「FIFAワールドカップ2026」の決勝戦が開催されたニューヨークにあるホテル「カーサ チプリアーニ(CASA CIPRIANI)」で展示。会場では、フィジカルとデジタルを融合したインスタレーションが披露され、来場者はQRコードを通じて制作背景の視聴やオークションへのアクセスが可能となった。

今回のコラボについてスローンは、「フットボールは、現代文化において最も普遍的な表現の一つだ。誰もが共有できる言語であり、スタジアムだけでなく、ギャラリーやストリート、美術館にも存在し得る。ユニホームをアート作品に変えることは、その本質を変えずに新たな居場所を与えることなのだ」とコメントした。

ラヴェンナFCは、2024年6月に「チプリアーニ」のイグナツィオ・チプリアーニ(Ignazio Cipriani)社長らに買収され、現在はイグナツィオ社長が会長を務める。そして、クラブはライフスタイルプロジェクト「ラヴェンナ バイ チプリアーノ」を立ち上げたほか、先日はロナウジーニョを選手として迎え入れるだけでなく、少数株主兼マーケティング部門の一員として参画させるなど、多方面で活発な動きを見せている。なお、ロナウジーニョの現役復帰は、15年以来11年ぶりだ。

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