ファッション

VERDYがソウルで初の美術館個展 120点超の作品が並ぶ過去最大規模に「全てを注いだ」

アーティストでグラフィックデザイナーのVERDYによる個展「VERDY : I Believe in Me」が、韓国・ソウルのロッテミュージアム・オブ・アート(LOTTE MUSEUM OF ART)で開催中だ。会期は7月19日まで。VERDYにとって初の美術館での個展であり、これまでの展覧会と比べても過去最大規模となる。

展覧会タイトルの「I Believe in Me」は、自身の感覚を信じるVERDYの姿勢を表したもの。キャリア最大規模の展覧会として、100点を超えるドローイングと22点の大型立体作品を中心に展示。ストリートカルチャーやユースカルチャーを起点に、グラフィックデザイン、キャラクターデザイン、タイポグラフィー、さまざまなコラボレーションプロジェクトを通じて広がってきたVERDYの世界観を体感できる内容となっている。

会場は複数の部屋で構成する。自身のオフィスがある中目黒の空間を再現した部屋では、VERDYの私物コレクションや過去作品も交えながら、創作の背景を見せる。また、VERDYによるプロジェクト「ウェイステッド ユース(WASTED YOUTH)」や自身のメッセージを軸にした空間に加え、VERDYを象徴するキャラクター「ヴィック(VICK)」の新たな立体表現に挑んだ部屋も用意する。

「来てくれた人たちが驚くぐらい作りたかった」

VERDYは「自分ができる全てを注いだ。現時点での集大成だと思っている。正直、想像がつかないぐらい大きい場所からのオファーで、大丈夫かなというところから始まったけれど、半年ほどは個展の作品制作に集中して、2Dと3Dの間のような、見たことがないと思ってもらえるもの、僕が作ってみたいと思っていたものを存分に作ってみた。タイトルの『I Believe in Me』は、10〜20代の頃にグラフィックデザイナーやアーティストを目指していた時から変わらない自分のメッセージだ」。

ソウルでの開催にも自身の思いが重なる。もともと韓国の音楽やファッションなどのカルチャーに親しみ、観光やポップアップで訪れる機会も多かったというが、コロナ禍以降は「アジア人として、もっとアジアに力を入れたい」という意識が強まり、2024年に初開催となった「コンプレックスコン香港」のアーティスティック・ディレクターを務めるなど活動の場を広げてきた。

「自分でも想像を超えるほどの大きな個展だから、会場を訪れる人たちも、こんなにたくさん作っているとは思っていないかもしれない(笑)僕自身も制作から楽しみにしていたし、より多くの方に僕の作品と出合ってもらえたらうれしい」。

■VERDY : I Believe in Me
会期:開催中〜7月19日
会場:ロッテミュージアム・オブ・アート
住所:ソウル特別市松坡区オリンピック路300 ロッテワールドタワー7階
開館時間:10:30〜19:00

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