ファッション

「キコ コスタディノフ」×「アシックス」から宇宙飛行士の“タビ”シューズを再解釈した新作 ライアン・トレカーティンの映像公開イベントも

キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」は、「アシックス(ASICS)」とのコラボシューズ“KIKO KOSTADINOV × ASICS LYASA FF”(3万800円)を発売する。4月11日に、「キコ コスタディノフ」東京で先行発売を実施したのち、4月下旬以降にその他の取り扱い店舗で販売予定だ。またこれを記念して、同日原宿の「スタンドバイ」では、パブリックイベントを開催。本コラボに向けてアメリカ人アーティストのライアン・トレカーティン(Ryan Trecartin)が構想、監督した短編作品シリーズの第2章「BUCKLE YUP: LIP SINK MUZAK」を初公開するほか、プロジェクションやサウンドなどを融合させたインスタレーションやYuka MizuharaとManami Kinoshitaによるライブパフォーマンスを披露する。

2008年のアーカイブを
現代のテクノロジーでアップデート

“KIKO KOSTADINOV × ASICS LYASA FF”は、アシックスのアーカイブモデルを着想源に、2008年に宇宙飛行士のトレーニング用として使用されていたタビシューズを参照して制作。特徴的なスプリットトゥ構造を踏襲しつつ、独自のパターンによる厚みのあるソールとボリューム感のあるデザインへアップデートした。ミッドソールには“FF ブラスト プラス”フォームを採用し、クッション性と高い反発性を両立。アッパーには滑らかなメッシュ素材を用いている。

実験的な“コマーシャル”の連作として公開される「BUCKLE YUP: LIP SINK MUZAK」は、日本各地で撮影され、15人のローカルパフォーマーが参加した。抽象性や即興性、過剰性を取り入れた言語と音を軸に、従来の広告フォーマットを再構築。トレカーティン自身が手掛ける音は、ティーンミュージカルや商業ポップを参照しつつ、それらを歪めた不協和な響きで構成した。さらに、機械学習ツールで処理したリリックや記譜で多層的な合成音声を生成し、現代的な働き方やフットウェアといった要素を断片的な物語として編集している。

ライアン・トレカーティンについて

1981年テキサス州ウェブスター生まれ。現在はオハイオ州アセンズを拠点に活動する現代アーティスト。映像、インスタレーション、彫刻、サウンド、写真を基盤としたメディアなど、複数の領域を横断した制作を行う。近年の主な個展は、リジー・フィッチ(Lizzie Fitch)との共同プロジェクトによるプラダ青山(東京、2025年)、アスペン美術館(2024年)、フォンダツィオーネ・プラダ(ミラノ、2019年)など。作品は世界30以上の国際的機関のパーマネントコレクションに収蔵されており、現在はSpruth MagersおよびMoran Moranの両ギャラリーが共同でレプレゼンテーションを手掛けている。

イベント詳細

■「BUCKLE YUP: LIP SINK MUZAK」
日程:4月11日
時間:18:00〜20:00
場所:スタンドバイ
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-1
入場料:無料

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