ロンハーマン京都店の10周年を記念して限定アイテムを発売　特別ポップアップの開催も

ロンハーマン（RON HERMAN）は8月22日、ロンハーマン京都店のオープン10周年を記念した限定アイテムを発売する。また8月22〜31日の期間、同店では、ロンハーマンが大切にしてきたクラフツマンシップの精神が詰まったアイテムに、和の要素を織り交ぜた空間を展開する。

限定アイテムでは、ウィメンズ向けに「キャサリン ハムネット（KATHARINE HAMNETT）」やトルコ発の「ナキエ（NACKIYE）」、「フランク&アイリーン（FRANK&EILEEN）」、「マーレット（MERLETTE）」、「ラドロー（LUDLOW）」、「RH ヴィンテージ（RH VINTAGE）」から、ユニセックス向けにはロンハーマン、メンズ向けには、「ブルックス ブラザーズ（BROOKS BROTHERS）」、「ユニオンランチ（UNION LAUNCH）」、ジュエリーでは、「マリーエレーヌ ドゥ タイヤック（MARIE‐HELENE DE TAILLAC）」、キッズには、筒井時正の線香花火を発売する。また、「ビズビム（VISVIM）」は、同ブランドのアイテムを集めたクローズアップイベントを開催する。

またRHC ロンハーマン（RHC RON HERMAN）では、ウィメンズ向けにニューヨークを拠点とする「ナマイ（NAMAI）」とRHC、メンズ向けには、「スパン スピリット（SPUN SPIRIT）」、ロンハーマンのメンズ業態「アンダー アール（UNDER R）」のアイテムを展開する。「アンダー アール」は同店でポップアップストアもオープンする。

ロンハーマン

毎シーズン人気の「キャサリン ハムネット」との別注コレクションはロンハーマン京都店の10周年を記念して特別なTシャツ“キョウト ティー”（1万5400円）を用意する。“Act local think global（地域社会で行動を起こし、世界規模でものを考えよう）”をスローガンに、バックには“KYOTO“のプリントを施した。同じデザインのキッズサイズも展開し、親子で楽しめるデザインに仕上げた。

「ナキエ」は、ロンハーマンが買付した2025-26年秋冬コレクションをフルラインアップで展開する。アイテムの中には、京都店限定として、ベロアのような毛足のある素材を用いた細やかなタックとシュリンク加工が特徴的なショート丈のレオパードジャケット（29万7000円）が登場する。

また、姉妹デザイナーのバサック・コジャビイコール（Basak Kocabiyikoglu）とデフネ・コジャビイコール（Defne Kocabiyikoglu）が初来日し、8月22、23日に在店する。希望者に向けて「ナキエ」のアイテムを用いたスタイリング提案を行う。さらに、トルコから専属の刺しゅう職人も来日し、先着で購入アイテムにその場で好きなアルフベットを好きな色で刺しゅうできるイベントも開催する。

「フランク&アイリーン」と「マーレット」は、ブランドのアーカイブコレクションから人気のシャツやドレスを1915年に京都で創業した京都紋付の黒染技術で染めたアイテムをそろえる。

遊び心あるバッグや小物を展開する「ラドロー」からは、京都店限定でリンゴモチーフのジュエリーポーチ（3万5200円）が登場。リンゴを開けると左右で巾着トレーになっていて、ジュエリーなどの小物を収納できる。

「RH ヴィンテージ」からは、地球から一度姿を消した存在をユーズドボディーにプリントした人気の“絶滅シリーズ”（全3種、各1万4300円）が京都店限定で登場する。約6億年前に生息していたディッキンソニア、1907年に絶滅したニュージーランドの鳥“フイア”、アメリカ・ネバダ州でかつて採掘され、今では入手困難となった希少な鉱石“ターコイズ”をモチーフに採用した。

ロンハーマンは、程よい厚みで着心地のいいボディーをベースにしたユニセックスアイテムのTシャツ（1万7600円）を用意する。京都店オープン当時の広告フォトをバックプリントし、胸には“キョウト ウィー ラブ（Kyoto, We love）のワンポイントを配した。また、メンズ向けには、京都らしい黒染めの落ち着いたブラックをベースに京柴をイメージしたパープルの刺しゅうで仕上げたロゴキャップ（1万2100円）も用意する。

ロンハーマンのために設計したパターンを使用し、「ブルックス ブラザーズ」らしいディテールはそのままに程よくゆとりのあるボックスシルエットが特徴の“オックスフォード オーバーダイ シャツ”（3万4100円）は、生地に「ブルックス ブラザーズ」の定番である“スーピマコットンオックスフォード”を採用し、京都らしさのある黒染め仕上げの心地よさと品格を兼ね備えた一着に仕上げた。

「ユニオンランチ」は、人気のロンハーマン別注クルーネックスエットをベースに、ボタニカルダイで紫に染めたスエットシャツ（3万9600円）を展開する。京柴をインスピレーション元にしたボディーカラーに「ユニオンランチ」らしいカジュアルスタイルのロゴをプリントした。

ロンハーマン京都店の10周年を記念して「マリーエレーヌ ドゥ タイヤック」に別注した特別なペンダント（4万5100〜9万4600円）が登場する。舞妓や舞妓が履く高下駄のおこぼ、招き猫、だるま、提灯お化けなど日本らしさと縁起の良さ、ユーモアが詰まったジュエリーに仕上げた。

さらに、「マリーエレーヌ ドゥ タイヤック」と京都・祇園の老舗和菓子舗の「鍵善良房」、ロンハーマン京都店の3者がコラボレーションした特別なお干菓子“みやこの空 宝菓”（木箱小、2420円／木箱大、4950円）も登場する。淡い色合いの雲や宝石をからどった落雁、発色豊かなゼリーや琥珀で表現された唇、星、ハートなど小さな宝箱のようなお菓子に仕上げた。

10周年のためだけに実現した1929年創業の花火製造所、筒井時正との別注では、職人の手作業で一つ一つ仕上げられた線香花火（1500円）を用意する。花火カラーはロンハーマンキッズらしいポップなブルーとピンクをセレクトし、パッケージにもこだわった。

ジャパン モダニズム クローズアップ イベントでは、イサム・ノグチがデザインした“アカリ（AKARI）”の貴重な60年代製のビンテージアイテムや、近代的ホテルの先駆けとなったホテル ニュージャパンのバーラウンジのために60年にデザインされた剣持勇の代表作“ラタンシリーズ”のラタンチェアとローテーブルのセットとラタンスツール、剣持勇デザイン研究所のタワー灰皿セットなど幅広くラインアップする。

RHC ロンハーマン

「ナマイ」はインドのアンティークテキスタイルを再利用し、性別に関係なく1年中切ることができる廃棄のない服を製作している。京都店10周年のためにセレクトしたアイテムは、インパクトのある色と柄の環境負荷の少ない生産で組み合わせられた“ワン アンド オンリー”な素材のショート丈（7万1500円）とロング丈ジャケット（9万1300円）だ。

RHCはアニバーサリーTシャツ（1万2100円）とキャップ（7700円）を用意する。Tシャツには10周年を記念した“10”の文字を背中にプリントし、ボディーは古着のユースサイズをイメージしたボクシーなシルエットに。キャップは、RHC ウィメンでは初となる“R”キャップを用意する。

「スパン スピリット」は、デザイナーのフォード・アーチボルド（Ford Archbold）が来場し、シルクスクリーンでのプリントを楽しめる。

「アンダー アール」は8月22〜31日の期間、ロンハーマン京都店でポップアップストアをオープンする。京都店限定Tシャツやデイヴィッド・ムシュゲイン（David Mushegain）の写真展や“スリープウォーク”のラグや“マリアージュ スケートショップ”のデッキなどジャンルを問わず幅広くラインアップする。

開催概要

◼️アンダー アール キョウト ポップアップストア
期間：8月22〜31日
場所：ロンハーマン京都店
住所：京都府京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251 京都BAL 6階
時間：11:00〜20:00