“チームCW-X”副キャプテン福士加代子から米国野球殿堂入りしたイチローへ花束の贈呈
ワコールの機能性コンディショニングウエア「シーダブリュー・エックス(CW-X)」は2月5日、都内でイベントを開催した。同ブランドは、米国野球殿堂入りしたイチローが長年愛用するコンディショニングウエア。彼は、2023年に発足したコンディショニングの重要性を伝える“チームCW-X”のキャプテンを務めている。イベントに登場したイチローに、殿堂入りに欠かせなかったものを聞くと「365日使っている『CW-X』。殿堂入りの会見のスーツの下にも着用していた。下着から部屋着まで24時間『ワコール』と一緒。昔も今も、ずっと支え続けてもらっている」とコメント。イチローが「CW-X」に出合ったのは2000年。それ以来、ユニフォームのように日々欠かさず着用してきたという。「常に着用している『CW-X』は、外から見えないが、良いパフォーマンスを出すための大きな”武器“だ」とブランドへの愛を語った。
スポーツだけじゃない、俳優や医療従事者のサポートも
イベントに登場した“チームCW-X”のメンバー。左から、小倉紗奈、福士加代子、イチロー、野田秀樹、石井未来
“チームCW-X”の新メンバーになった野田秀樹へ名刺を渡すイチロー
イチロー同様、長年「CW-X」を愛用しているという野田
“チームCW-X”は、イチローや副キャプテンである元陸上選手の福士加代子をなどのスポーツ選手から構成されているが、新メンバーに劇作家・俳優の野田秀樹が加わった。イベントに登場した野田は、「『CW-X』のヘビーユーザーだ。俳優は怪我が多く、シンプルでかっこいいので長年使っているし、多くの役者に薦めている」と述べた。彼は、「CW-X」をはいていないと不安になるというくらいの大ファンだという。コンディショニングウエアはスポーツ選手やスポーツを楽しむ人のものと思いがちだが、実際、野田のような俳優をはじめ、医師などの医療や介護従事者にも愛用者が多いようだ。
新企画“オーバー 51”で生涯現役を
ステージで行われたイチローによる身体活動メソッド
5体のマネキンの1つと同じポーズをとるイチロー
イベントでイチローは、“チームCW-X”による新企画を発表した。51歳であるイチローの年齢と彼の元背番号である「51」を掛けた“オーバー 51”スポーツテストという51歳以上が参加できるイベント。参加者を全国から募集し、100人を選出する。イベント当日は、イチローが体の動かし方やコンディショニングを指南するという。ステージでは、イチローが身体活動メソッドを登壇メンバーへ伝授しながら、「新企画を通して、スポーツでも仕事でもコンディショニングの重要性を伝えていきたい」と述べた。生涯現役であるための秘訣については、「まず、元気であること。そして好奇心を持って、何かに集中することが大切」とコメント。自身のマネキンと同じポーズを取り、柔軟で鍛え上げられた姿を見せて会場を後にした。