アーティストの村上隆とラッパーのJP THE WAVYによるユニット、MNNK Bro.(Takashi Murakami & JP THE WAVY)は、村上隆と「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の再コラボを記念し、楽曲「LV MURAKAMI」をリリースした。
新曲「LV MURAKAMI」
ミュージックビデオの監督はBRTHR
同曲は、JIGGが楽曲プロデューサーを務め、トラヴィス・スコット(Travis Scott)の「butterfly effect」や、ジョージ(Joji)の「Yukon (Interlude)」を手がけたことで知られる、アレックス・リー(Alex Lee)とカイル・ワイトマン(Kyle Wightman)によるディレクターデュオのBRTHRがミュージックビデオの監督を務めた。「ルイ・ヴィトン」公式SNSで公開した、村上隆とゼンデイヤ(Zendaya)が登場する“ルイ・ヴィトン×ムラカミ”コレクションのティザームービーにも一部楽曲を使用している。
村上は、「2年前の秋、娘のダンス発表会で『Pick N Choose』を聴いて、日本ヒップホップのゲームチェンジ来た!と興奮し、WAVYさんに即ラブコールしました! そして、速攻で『Mononoke Kyoto』を作ってもらってリリース。さらにWAVYさんとユニットMNNK Bro.を組んでミニアルバム制作に着手していました。そんな中、私が22年ぶりに『ルイ・ヴィトン』とのコラボが決定し、WAVYさんに伝えると、これまた電撃的な速さでこの曲を作ってくださいました。ゼンデイヤさん出演のLVキャンペーンPVで一部流れましたが、ついにフルバージョンが解禁!日本語ヒップホップが世界へ“ビャッ!”とリリースされる瞬間にワクワクが止まりません!」とコメントした。
またJP THE WAVYは、「2024年に村上さんの京都の個展のテーマソングを作らせてもらってから始まったこのユニットで、今度は『ルイ・ヴィトン』と村上さんのコラボを祝す楽曲を制作できて感無量です。 MVも、『ルイ・ヴィトン』というブランドから想起される“旅”のコンセプトを探求した『LV MURAKAMI』の歌の世界に自分が迷い込んでしまったようなPOPな映像になっていて、03年に公開された“ルイ・ヴィトン×ムラカミ”コラボレーションのアニメ「Superflat Monogram」を彷ふつとさせるような内容でとても気に入っています。お楽しみに」と語っている。
JP THE WAVYは1993年、神奈川県湘南出身のラッパー。2017年にリリースした「Cho Wavy De Gomenne」がバイラルヒットし現在2500万再生を記録。映画「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」オリジナル・サウンドトラックにアジア人で唯一参加。23年には香港・上海・台湾でのアジアツアーを成功させ、Rolling Loud Thailand 2023/2024へも2年連続で出演するなど海外での活動も広めている。