ファッション

パルが「バナーバレット」のマーキュリーデザインを買収

 パルは、「バナーバレット」や「バルサラ」「アミウ」などの企画・製造・卸を行うマーキュリーデザインと、約20店舗の専門店事業を行うメイウッドの両オーナーである廣瀬貴士・社長から、過半数の株式を取得し、子会社化した。マーキュリーデザインとメイウッドの売上高計は、2015年2月期で約20億円。

 マーキュリーデザインの前身は廣瀬社長が手掛けたミニマム社で、「ミニマム」などをワールドに売却して、新会社として01年にマーキュリーデザインを設立。さらに、07年には、オンワード樫山と小売り販社としてメイウッドを合弁で設立したが、意見の相違から、廣瀬社長が株式を買い戻して独資で展開してきたという経緯がある。

 このほどのパルによる株式買収は、マーキュリーのモノ作りやブランディング、企画などのソフト力を高く評価したもの。一方、マーキュリーデザインおよびメイウッドとしても、製造・小売りのノウハウを持つパルのバックアップにより、出店や新規事業などを積極化できるとして、合意に至ったという。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。