ビジネス

ユニクロ、自社古着販売プロジェクトの第2弾を世田谷、福岡で実施 5カ月にわたり検証

ユニクロは、2023年10月に始動した回収した自社古着の再販プロジェクトのトライアル第2弾として、3月29日から世田谷千歳台店(東京)、4月12日から天神店(福岡)に自社古着のポップアップストアをオープンする。期間はそれぞれ8月31日までと約5カ月。原宿店で昨年10月に行ったトライアル第1弾(12日間)に対してかなり長期間となり、検証を重ねて事業化につなげる。

同プロジェクトは、ユニクロの循環型社会を目指す取り組み「リ・ユニクロ(RE.UNIQLO)」の一環。「ユニクロが販売する以上、古着であっても一定のクオリティーでなければならない」という考えのもと、回収した自社古着を丁寧に洗浄・検品し、一部は小松マテーレによる製品染め加工によってビンテージのような風合いを出して販売する。洗浄済みの古着はシャツ1000円〜、スエット1500円、ボトムス2000円、アウター3000円。製品染め加工の商品はTシャツやシャツが2000円〜、スエット3000円。

古着販売による売り上げの一部は寄付を予定している。寄付先の詳細は今後発表する。23年10月に原宿店で行ったトライアル第1弾では、社会福祉法人「渋谷区社会福祉協議会」に寄付をした。また、ダウン製品の回収とダウンの再利用促進を目指し、4月25日までに不要になったダウン製品を全国の店舗に持ち込んだ客には、5000円以上の買い物で使用できる500円のデジタルクーポンを付与する。クーポンの利用期限は6月30日。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

訪日客100人に直撃「買ったもの教えて下さい」& インバウンド比率9割!も インバウンド人気店舗FILE

「WWDJAPAN」5月20日号は、円安でバブル化している「インバウンド特集」です。銀座、原宿・表参道、心斎橋での訪日客57組106人への突撃インタビューに加え、インバウンドで好調な12の店舗・ブランドを、インバウンド比率や好調アイテム/ブランドとともに紹介した「インバウンドで売れる店FILE」も収録。新しいインバウンド消費の内実を追いました。中国や韓国、米国などのインバウンド消費の上位国からスウ…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。