ファッション

メード・イン・ジャパンのカット技術が世界に進出

 ヘアサロン「チックタック(TICKTOCK)」の代表であり、特許技術「ステップボーンカット」の考案創始者でもあるSAYURIヘア&メイクアップアーティスト。「ステップボーンカット」は「小顔補正立体カット」とも訳される、平面的な東洋人の骨格を立体的な西洋人の8等身バランスに整えるカット技術だ。本来は東洋人のために開発した技術なのだが、NYでもそのニーズが増し、特許申請に踏み切ったという。

 「ステップボーンカット」は、2013年に日本の特許を取得。全国でSBC(ステップボーンカット)アカデミーが開講され、数多くの美容師が受講している。その技術が、今、NYでも注目を集めている。現在、SAYURI代表はNYで基礎テクニックのセミナーを行っている。マスターするまでに平均で1年くらいはかかる技術なのだが、ようやく初の認定取得者が生まれそうだという。「今後、ステップボーンカット認定講師セミナーを段階的に増やしていって、3年以内に認定サロン100店舗を目指したい。また、NYサイドの広報担当から、代表である私のアーティスト活動が、『ステップボーンカット』のイメージアップに強くつながる、とのアドバイスがあった。今後は、私自身のアーティスト活動も強化し、『ステップボーンカット』とファッションデザイナーやミュージシャンとのコラボレートも計画している」。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。