ファッション

「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン」2015年春夏パリメンズ 得意のパッチワークで目指したのは野良着!?

 「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME DES GARCONS JUNYA WATANABE MAN)」の2015年春夏メンズ・コレクションは、能の最中に流れる雅楽とともに始まった。登場したのは、藍で染めたようなインディゴブルーのセットアップなど。柔道着を思わせる刺し子風の生地を使い、小紋をのせたマオカラー風のシャツを合わせる。もちろん、ブランドならではの異素材による切り替え「ハイブリッド」は健在。ラペルにデニムをあしらい、ポケットはレザーで切り返すと、ジャポニズムなジャケット&パンツは、いつも通りの「ジュンヤ マン」のクリエイションに昇華していく。

 雅楽が盛り上がり、「ヨ~ッ」や「ハッ」などの掛け声がBGMとして流れ続けると、ジャポニズムの様相はより深まっていく。ステンカラーのコートやマウンテンパーカには、背中に家紋を模したプリント。菊や松皮菱など、和テイストのジオメトリック柄をのせたフーテッドブルゾンも登場する。足元は雪駄。手には風呂敷。股引のようなレギンスパンツも登場する。

 終盤は、得意のハイブリッドを存分に披露したジャケットの数々。“ツギハギだらけ”のジャケットは、農民がほつれるたびに当て布をして着続けた野良着さえ思わせた。

最新号紹介

WWD JAPAN

CEO特集2021 ファッション&ビューティ47社に聞く「2040年のビジョン」

1月25日号は「CEO特集2021」を大ボリュームの108ページでお届けします。毎年恒例の特集ですが、今回はファッション企業19社、ビューティ企業28社の経営トップが登場し、「2040年のビジョン」を語ります。リーダーたちは目の前のコロナ危機に対応しつつ、その先にある長期的な企業像をどう描くのか。ビジネス戦略はもちろん、日本を代表する有力企業のカルチャーや経営トップのキャラクターが垣間見ることがで…

詳細/購入はこちら