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人気美容師が明かす“脱白髪染め”の秘密 施術に最適なヘアカラー剤とは?

 シュワルツコフ プロフェッショナルから今春デビューした、クレイを使った新ヘアカラーブランド「テラ(TERRA)」。自然素材をベースとし、頭皮や髪への優しさを追求しながらも、一般的なナチュラル系カラー剤のイメージを覆す色持ちと艶感を実現。クレイの特性により髪に高密着するため、染料の浸透・発色もいい、という特徴が多くの美容師の支持を得ている。

 今回は、「テラ」が“脱白髪染め”に最適、という側面を中心に紹介する。“脱白髪染め”といえば、ヘアサロン業界でヒットワードとなっている話題の施術。日本女性の最大の人口ボリュームゾーンである大人女性にアプローチできる、今後サロンメニューの柱となる可能性も秘めている。

 脱白髪染めとは、白髪を黒染めして隠すのではなく、生かしてヘアカラーデザインとして見せるというもの。「テラ」は3つの特徴から、脱白髪染めに向いているといわれる。1つはクレイ独特の粘性により、ゼロテク(ギリギリ地肌につけずに塗布するテクニック)が簡単にできるという点。さらに色持ちが良い(従来品と比べて41%アップ)点と、シリコーンによらない自然な艶が出せるという点も、脱白髪染めの仕上がりの魅力をアップさせる。

 ここでは北海道のトレンドセッターサロン、「ウィークエンド(WEEKEND)/ソルト(SALT)」の久保慎悟代表が登場。5万人超えのフォロワーがいるインスタグラム(@yolo_hair_life)では、脱白髪染め投稿がバズッており、全国から脱白髪染めの顧客が訪れるという久保代表に、そのノウハウと可能性を聞いた。
 

白髪を生かした明るく
艶やかなヘアカラー

 久保代表の現在の顧客で、「ウィークエンド」に通う前までは、部分的に白髪染めを行っていたモデル。今回、久保代表は彼女に、脱白髪染めのカラーリングを施し、シャドウルーツ(明るく染めた髪の根元を中心に暗くし、コントラストを付けたカラースタイル)に仕上げた。「分け目部分に白髪が多いお客さまで、当初はファッションカラーで白髪ぼかしを行っていたけれど、最近ブリーチ施術に移行してハイトーンにした。施術的には白髪も黒髪も生かしたいので、まず根元以外をフルブリーチ。黒髪から毛先の18レベルまでつながるグラデーションを作り、その後に白髪がぼける程度のカラーリングを施した」と話す。根元に白髪と黒髪の2色があるということは、既に筋感ができているということ。その筋感を生かしたハイライトデザインにし、白髪が伸びてきても目立たず、逆にハイライトデザインが完成するようにしたのが“脱白髪染め”だ。

脱白髪染めは、生涯顧客のために
絶対マスターすべき技術
それを強力に
サポートするのが「テラ」

安部和恵「テラ」シニアブランドマネージャー(以下、安部):「ウィークエンド」の客層を教えてください。

久保代表(以下、久保):30代後半から40代前半がボリュームゾーンとしては多いですが、10代から80代まで来ていただいています。“生涯顧客”をコンセプトにしており、若い方でも年配の方でも、お悩み解決できることを掲げているので、世代を問わず、ご家族の顧客も多いです。

安部:お店のコンセプトは?

久保:「作りたてのスタイルで魔法をかけない」ことですね。美容室帰りのスタイルを、明日も再現できることと、2カ月後・3カ月後も美しくいられることを重視しているので、「その時だけの髪型を作らないように」というのは常にスタッフに言っているし、僕自身も心掛けています。

安部:脱白髪染めは、そのコンセプトにぴったりですね。最初に着目したきっかけは?

久保:美容師になりたての頃、女性が来店した時に全員プリンになっているのを見て驚きました。当時は白髪染めの方も多かったので、ほぼ全員根元が白くて、中間から毛先が黒くて横線が入っていて……。そのときから「プリンをなくそう」と思って仕事をしてきました。世間的に打ち出したのは、コロナが始まったときです。お客さまの来店周期が確実に伸びると感じたので、SNS上で打ち出したところバズり、世間に広まっていきました。

安部:久保さんの脱白髪染めとは?

久保:1カ月後、2カ月後に、白髪の存在を感じさせないのが脱白髪染めだと考えています。白髪が伸びるとできることが増えてくるし、立体感が出てくることを実感してほしいですね。世代が上がるにつれボリューム感がなくなってくるので、根元から立体感を作っていける白髪があることは大きなメリットなんです。逆に黒染めは、白い髪と黒い髪を一色に見せるのものなので、フラットになってしまいます。根元から筋を作るのはブリーチじゃないとできないことなので、根元0ミリから立体感が出せるのは、白髪特有のメリットなんです。さらに僕は、白髪が伸びてくるにつれ、透明感が出るように毛先のカラーも調整しています。年齢を重ねるにつれどんどん白髪は増えていきますが、その施術だとどんどん透明感のあるカラー、立体感のあるカラーにできるので、「年をとるのが楽しみになった」と言ってもらえます。

安部:脱白髪染めに「テラ」を使っている理由は?

久保:ゼロテク(ギリギリ地肌につけずに塗布するテクニック)で使えるのが一番大きなメリットですね。やはり地肌へのダメージは避けたいですから。色みに関してもブラウンラインが使いやすいです。いわゆるグレイカラーのブラウンラインと、ブラウンみが少ないラインの2つにきれいに分かれているので、イメージして使いやすいというのが、美容師として大きなメリットだと思います。

安部:ほかには?

久保:「テラ」のいいところは、操作性の高さと、あとは艶と色持ちですね。この3つが大きいと思います。僕が提案している脱白髪染めは、次回来店時まできれいなままで過ごせる施術。2カ月後、3カ月後にさらに透明感が出るように毛先のカラーも調整しているので、色持ちがいいのは有難いですね。

安部:色的には?

久保:「テラ」の“サンドブラウン”や“マホガニー”はいいですね。僕にはブリーチをするお客さまも多いのですが、明度が高くなるにつれて、赤みが抜けやすく、青みが反応しやすくなってしまいます。グレーにしたいからといって紫を使うと、赤だけ流れて青っぽくなってしまうケースもある。ブラウンを使ってグレーやベージュができるまで色を抜いてあげたほうが、褪色してきた箇所が明るくなって根元の白髪とつながる状態になる。「テラ」の“サンドブラウン”や“マホガニー”を使うと、きれいな状態が長く続くと思います。

安部:今後、超高齢化社会に向かうにつれ、ますます重要な施術ですね。

久保:そうですね。僕が脱白髪染めをやっているのは、デザインを売っている訳ではなく、「生涯顧客」を作っているんです。一人のお客さまを一生涯担当したいという思いが強いですね。どんな人も必ず白髪になってきて、薄くなってくるので、今目の前のお客さまを「生涯担当したい」と考えているなら絶対マスターすべき技術だし、マスターするべき考え方なのかなと思っています。それを強力にサポートしてくれるカラー剤が、「テラ」だと考えています。

脱白髪染めにも最適な高密着・
高浸透クレイカラー「テラ」

問い合わせ先
シュワルツコフ プロフェッショナル お客様相談室
(受付:土・日・祝日を除く10~12時/13~17時)
03-3472-3078