ファッション

3児のママデザイナー、キャロリーナ・リッツラーが語るビンテージ愛と創作への情熱

  トゥモローランドは2016年春夏、日本初上陸のパリブランド「キャロリーナリッツ(CALORINARITZ)」の取り扱いをスタートし、2月14日までトゥモローランド渋谷店でポップアップショップをオープンしている。それに合わせ、キャロリーナ・リッツラー=デザイナーが来日。リッツラー=デザイナーに、ブランドや、ビンテージウエアへの愛を聞いた。

WWDジャパン(以下、WWD):「キャロリーナリッツ」をスタートした経緯は?

キャロリーナ・リッツラー=デザイナー(以下、リッツラー):若いころからダンスや歌などアーティスティックな表現が好きで、クリエイションをしたいと願い続けていました。約10年間「プチバトー」で営業として働いた後、1年半前に3人目の子どもが生まれたタイミングでブランドをスタートしたの。ずっとクリエイティブなことをしたかったから、作りたいものややりたいことが本当にたくさんあって!ブランドは10型からスタートしたのだけれど、今は80型、素材違いを含めると120型にもなっていて、多すぎるって言われるわ(笑)。

WWD:ブランドのシグネチャーアイテムは?

リッツラー:コートからアクセサリーまでを提案しているけれど、アイコンはコンビネゾン。スニーカーを合わせたり、ヒールを合わせたりと、スタイリング次第で昼も夜も着られることを大切にしていて、コットンからレザーまで、さまざまな素材でラインアップしているわ。着こなしのポイントは、足首が見えるように裾を必ずロールアップすること。ほとんどのアイテムをハイウエストにしているのも、シルエットをキレイに見せる上でのこだわりね。今後はスキーウエア風のコンビネゾンやウエディング用のコンビネゾン、コンビネゾンに見えるセットアップなど、いろいろなバリエーションを考えているわ。

WWD:2016年春夏コレクションのコンセプトは?

リッツラー:“スーツケース一つでモナコを旅するミステリアスな女性”。「キャロリーナリッツ」のコレクションでは毎シーズン、一人で世界のどこかをさまよう女性像をイメージしているの。次はパリ、その次はニューヨークかな、と考えているわ。

WWD:ビンテージ収集家と聞いているが、あなたにとってビンテージウエアとは?

リッツラー:過去を旅するもの、インスピレーションの宝庫、そして、私の仕事を支えてくれる存在。「キャロリーナリッツ」のそれぞれのアイテムのタグには、それぞれのデザインが影響を受けた年代を記しているの。特に、ワークウエアやミリタリーウエアが大好き。ユニホームも大事な要素で、看護師やエンジニア、コックなどの制服から着想したアイテムもあるわ。私がビンテージウエアからヒントを得るのは、ミュージシャンが昔の音楽からインスピレーションを得て新しい音楽を生み出すことと同じ。これまでに見てきたいろいろなものを思い出したり、ミックスしたりして楽しんで作れば、必ずポジティブなものが生まれると信じているの。

WWD:今後挑戦したいことは?

リッツラー:まず2016-17年秋冬シーズンには、メンズのコンビネゾン2型とコート1型を作る予定。子ども用のコンビネゾンも提案するつもり。今後は口紅や香水も作りたいし、お店も開きたい。アイデアは尽きないし、やればやるほど自分が今後どうすればいいかが分かって、自信も湧いてきているの。今回の滞在中も時差で早く目が覚めてしまうから、朝4時からデザインしているわ!

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