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高島屋が中国から撤退 上海店を8月末に閉店

 高島屋は25日、中国の上海高島屋を8月25日で閉店すると発表した。運営する現地法人が家主との間で家賃減額交渉を進めていたが折り合わなかった。現地法人は清算する予定。これに伴い、2020年2月期で20億〜30億円の損失が発生する見通し。

 同店は2012年12月に売り場面積4万平方メートルのフルラインの日本型百貨店としてオープン。出店エリアの人口や就業者の増加を見込んでいたが、周辺開発が計画よりも遅れたことや販管費の高止まりもあって苦戦を強いられ、開業以来、営業赤字が続いていた。他の商業施設やECとの競合激化に加えて、米中貿易摩擦による個人消費の落ち込みが痛手になった。

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