ファッション

2016-17年秋冬のテキスタイルトレンド 素材見本市ミラノ・ウニカ トレンド編

 9月8〜10日にミラノで、ファッション素材見本市「ミラノ・ウニカ」が開催された。欧州のラグジュアリー・ブランドにテキスタイルを供給するイタリア企業を中心に404社が出展し、2016-17年秋冬向けのテキスタイルを披露した。同見本市は、日本のJETROにあたるイタリア貿易振興機構(ICE)など公的機関が強力にバックアップしている。

 「ミラノ・ウニカ」の見どころの一つが、来年のトレンドを占う2016-17年秋冬向けの素材プレゼンテーション。今回から全体のディレクションを手がけるアートディレクターに、トレンドアナリストのステファーノ・ファッダ氏が就任。ファッションだけでなく、建築やグラフィックデザインなどの多角的な分野のトレンドを踏まえた新しい手法を取り入れた。キーワードとともに、「ミラノ・ウニカ」の打ち出すテーマを紹介する。

ARCTIC TALE

ARCTIC TALE(北極物語)というテーマでは、白やグレーのパイルやファー、ペールトーンのキルティングやダウン素材、繊細なスパンコール素材など、明るく柔らかなテキスタイルを打ち出した。

FOLK LAND

フリンジや変則的なエスニック柄のジャカード、目の粗さを感じさせる織物など。カラーは暖色系のトーンで、さまざまな素材のミックスやエスニック柄と幾何学柄の融合など、複雑さを加えているところが特徴。

GRAPHIC WAVE

シアン系カラーのメッシュやタータンチェックで現代性と都会性をを表現。ラミネートやコーティング加工といったハイテクな加工を加えたり、ジャカードや生地の組織でグラフィカルに表現するところがポイント。

PLAY ROOM

鮮やかな色調を持つカラーをミックスした圧縮ウールやフェルト、ビニール素材で、カラフルなコントラストを表現した。ジャカードやニードルパンチ、ダブルフェースは全テーマに共通して打ち出されたポイントになった。

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

色で着崩すクラシック 2026-27年秋冬ウィメンズリアルトレンド特集【WWDBEAUTY付録:2026年上半期ベストコスメ発表】

「WWDJAPAN」6月22日発売号は、「リアルトレンド」ウィメンズ編です。国内アパレルやセレクト各社の2026-27年秋冬の打ち出しを一挙に紹介。シーズンのトレンド傾向から「今っぽい」をかなえるスタイリング術までを読み解きます。今季のキーワードは、「クラシック」と「エレガンス」。多くのブランドが、端正なジャケットを主役にしたトラッドスタイルをベースに、独自の解釈を加えた提案に挑戦しています。また…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。