
「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するZOZOは、服飾専門学校の学生と組んだブランドを立ち上げる。8月25日に発表した「フューチャー・フォー・ユー・メイクス(FUTURE FOR YOU-MAKES-)」は、文化服装学院とモード学園(東京・大阪・名古屋)の学生がリメイクした一点ものを、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)限定で販売するもの。服飾専門学校との産学連携ブランドの立ち上げは同社初。9月1日から30日まで、計46点を一律1万円(税込み)で販売する。
ビームス(BEAMS)がリメイク用の服を無償提供し、文化服装学院のファッション高度専門士科とモード学園のファッションデザイン学科の学生がリメイクする。シアー素材のトップスやZ世代に人気のミニスカート、短丈トップスなど、トレンドを反映した一点ものが並ぶ。売り上げは一部手数料を除いて各校経由で学生本人に還元する。年間購入者数1300万人を超える国内最大級のファッションECを、学生の"売り場"として開放した。
ゾゾは2021年から出前授業を軸にした次世代支援プロジェクト「フューチャー・フォー・ユー(FUTURE FOR YOU)」を展開していた。26年1月には文化服装学院・SHIBUYA109との三者でアップサイクル作品の展示も行った。今回はそこから一歩踏み込み、制作だけでなく商品企画から出品・販売までの一連のプロセスを学生が経験できる設計にした。学校側からの「実践的なビジネス経験の場を提供したい」という要望がきっかけだったという。
ファッションECの主戦場が価格と品ぞろえに傾くなか、1300万人が行き交うモールの一角に、学生が手を動かした46着が並ぶ。売り切れ次第終了。