「アメリカンイーグル(AMERICAN EAGLE)」はサッカー選手のラミン・ヤマル(Lamine Yamal)をグローバルアンバサダーに起用した。広告キャンペーンへの起用や限定商品の共同開発を含む異例の5年契約を締結した。ヤマルは同ブランドの新学期キャンペーンにも出演している。
ヤマルおよびスペイン代表の勝利を祝し、週末限定でブランド名を“ラミンズイーグルス(Lamine’s Eagles)”に変更した。さらにヤマルのイニシャルとパッチワークデニムで覆われたサッカーボールをあしらったロゴ制作のほか、年齢と背番号にちなんで人気モデルを“ザ ナインティーン ジーン(The 19 Jean)”と改名しタイムズスクエアの大型広告で祝福した。
ヤマル選手はショッピングモールでの活躍も期待
新学期に向けた服を買いにショッピングモールを訪れるZ世代やアルファ世代の消費者は、店舗のショーウィンドーやウェブサイトのトップページ、そして同ブランドのSNSの至る所でヤマルの姿を目にすることになる。このカプセルコレクションは共同ブランドとして展開され、デニムやラグビーシャツ、セーターなどメンズおよびユニセックスの約25アイテムで構成する。ヤマルの故郷に着想を得てグリーン、タン、ホワイト、バーガンディーを基調としたカラーパレットをチョイスした。
「今ではデニムのワールドカップ」
「アメリカンイーグル」の最高マーケティング責任者のクレイグ・ブロマーズ(Craig Brommers)は、サッカーとデニムやヤマル起用の理由について、「私たちは今もなお、ワールドカップの熱狂の波に乗っている。ヤマルとスペイン代表のチームメイトにとって、信じられないような素晴らしい大会だった。この1カ月間のヤマルの活躍を受け、社内では“ヤマルからショッピングモールへ”というスローガンが合言葉になっている。これまで、新学期シーズンは私たちにとってデニムの“スーパーボウル”のような一大イベントだったが、今ではデニムの“ワールドカップ”だと言える」とコメントを述べた。
ワールドカップの熱狂をアメリカ市場での消費に転換
「アメリカンイーグル」は、ワールドカップの人気がきっかけでアメリカの消費者の間でこの競技に対する新たな評価が生まれたと考え、その傾向は今後も続くと見ている。
同氏は「今回の提携の可能性について話し合う中で、私たちは双方がこの関係からどのようなメリットを得られるかについても議論した。『アメリカンイーグル』にとっては、世界的なスポーツ界の真のスター候補と組めること、そしてヤマルにとっては、米国市場への本格的な進出を目指しているという点がそれぞれ大きな魅力だった」とコメントした。
また「ヤマルが何よりも重視したのは自身のストリートスタイルの感性と、われわれのブランドが持つアメリカの伝統を融合させ、その二つの世界の間に生まれる緊張感を見出すこと。今や彼は、世界で最も有名なアスリートの一人。すでに世界的な影響力を持つ存在であり、ここ米国においても彼の名前や姿の認知度は飛躍的に高まっている」と語った。