メイクアップブランド「ルナソル(LUNASOL)」が絶好調だ。2026年3月に発売した“ラディアントフロウ メッシュコンパクト”は、リブランディング後の過去7年間で最高の初動売り上げを記録。続く6月に発売したアイシャドウ“アイカラーレーション N”も前年新製品比300%超えの売り上げを達成するなど、記録的なヒットを連発している。
そんな勢いの中で「ルナソル」が改めて向き合ったのが、ブランドの代名詞であり原点でもある「ベージュ」だ。その再定義を体現するアイテムとして、9月4日に看板アイテムである4色アイシャドウ“アイカラーレーション N”(各7700円)の新色“26 スキンフュージング”を発売する。
「ルナソル」のベージュへの探究心
「ルナソル」のベージュは、1999年のブランド誕生以来、常にその時代のトレンドや空気感に合わせてアップデートしてきた。2005年に誕生したアイシャドウ“スキンモデリングアイズ”は肌を美しく見せる“浄化メイク”として王道の地位を確立。一方で、19年秋のリブランディング以降は、ベージュを起点としつつもファッション性の高いエッジの効いた鮮やかなルックや、多彩な“色物”のパレットを意欲的に展開し、表現の幅を大きく広げた。
木津裕美ブランドマネジャーは「これまでのベージュのイメージから一歩踏み出すべく、エッジを効かせた時期もあった」と明かす。しかし、その試行錯誤を経たことで見えてきたのは、「お客さまが求めていたのは、無難なベージュではなく、骨格を際立たせる『盛れるベージュ』にあった」という事実だった。
その方向性を決定づけたのが、業界に再びベージュ旋風を巻き起こした“アイカラーレーション 15 フローレスクラリティ”だ。このアイテムを通じて、「お客さまが求めていたのは、単なるベージュではなく、骨格を際立たせる『盛れる大人のベージュ』だった」という学びがあったそう。同製品がブランドの進化を象徴するプロダクトになった。
“アイカラーレーション N”の新色は限りなくベースメイクに近いベージュ
そんなベージュへの探究を経て、9月に登場するのは“アイカラーレーション N”の新色“26 スキンフュージング”だ。限りなくベースメイクに近いベージュを極めた4色アイシャドウパレットで、昨今メイクトレンドの「血色感」を同ブランドらしく取り入れた。
ブランド独自の哲学“4Dベージュ”を搭載
新色に採用したのは、「ルナソル」の新たな設計思想“4Dベージュ”。粉の気配を消す滑らかな溶け込み、発光するような面の艶めき、途切れずに連なる光のきらめき、そして影までも透明感を帯びて見せる陰影という4つの要素で構成されている。「ルナソル」の考えるベージュとは、肌になじむだけの色ではなく、その人本来の骨格や立体感、美しさを引き立てる色。その"個のベージュ"を引き出すのが、“4Dベージュ”という設計思想だ。
さらに、開発担当者が「血色で作る陰影、すなわち“赤影”に着目した」と話す通り、パレット内の立体感を強調するカラーには、ごく少量で発色する“クラリティブラウンパウダー”と、血色感を帯びた陰影を生む“ブラッシュシェイドパール”を配合。4色を重ねても濁らず、肌色の延長線上にあるような、自然なグラデーションをかなえる。
新作ファンデ“スキンフュージングフィルター”も登場
さらに同日、この“4Dベージュ”の思想を肌作りで体現する新作ファンデーション“スキンフュージングフィルター”[SPF23・PA++](全5色、各6930円)も発売する。肌と一体化するかのようになじんでノイズを軽やかにカバーするクリームタイプで、カバーするほどに素肌美と立体感が際立つ。
特筆すべきは、ポイントメイクとの相性まで考え抜かれた処方だ。塗膜を滑らかに整えるジェル成分が、肌表面にハリのある艶膜を形成。「この塗膜が、後に重ねるアイシャドウの粉浮きや色沈みを防ぐ」と研究担当。肌を美しく整えるだけでなく、目元の発色や仕上がり、化粧持ちまで見据えた設計となっている。
ブランドの原点であるベージュを見つめ直しながら、その価値を時代に合わせて更新し続ける「ルナソル」。ヒットを連発する今だからこそ、その人気の源泉を改めて感じさせられた新製品だ。