ファッション

故カール・ラガーフェルドの未公開スケッチ1000点超がオークションに 総額約1億3600万円を記録

オークションハウスのサザビーズ(SOTHEBY’S)は、故カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)の未公開スケッチなどを集めたオークションを7月2~8日に開催した。出品された全ロットが落札され、総売上は事前予想額の約3倍となる73万1008ユーロ(約1億3600万円)を記録した。

最高額で落札されたのは、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)元ドイツ首相を描いたスケッチで、予想額の約57倍となる2万3040ユーロ(約428万円)となった。また、約100点の制作資料を収めたポートフォリオは、予想最高額の約10倍となる1万4080ユーロ(約262万円)で落札された。このほか、ラガーフェルドが所有していたiPodコレクションや、1920年代製のスウェーデン製鋳鉄ベンチ6脚セットなども出品。ベンチは1万9200ユーロ(約357万円)で落札され、今回のオークションで2番目の高値となった。

サザビーズ フランスの副社長兼事業開発担当ディレクターを務めるピエール・モット(Pierre Mothes)は、「ラガーフェルドの死から7年以上が経った今も、彼が築いた唯一無二の世界に対するコレクターの関心は衰えておらず、その伝説は受け継がれている」とコメント。さらに、「彼の作品や所有していた品々を収集することは、強い好奇心と探究心を持ち、時には執着心も見せた偉大なコレクター、ラガーフェルドへの敬意でもある」と語った。同社はこれまで、ラガーフェルドの遺産整理の一環として、家具や美術品、私物などを集めたオークションを5回開催している。

今回のオークションでは、1000点を超える未公開スケッチを中心に、ガジェット類やメタリックレザーのフィンガーレスグローブなども出品。モットは、「これらのスケッチは、芸術的、歴史的、感情的な価値に加え、コレクターズアイテムとしての価値もある」と説明している。

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