ファッション

愛知ドビーが「バーミキュラ」初の包丁を発売 鋼の切れ味とステンレスのサビにくさを両立

愛知ドビーは、“鋼の切れ味とステンレスのサビにくさを両立し、食材の風味を損なわない包丁”を目指して開発した「バーミキュラ(VERMICULAR)」初の包丁“バーミキュラ キッチンナイフ”(全3色、各3万4980円)を発売した。

地域に根ざしたものづくり企業同士の挑戦から誕生した包丁

同製品は、“鋼のようによく切れて、ステンレスのように手入れしやすい包丁はできないか”という日本のトップシェフたちの声をきっかけに開発をスタートした。愛知ドビーの鋳物ホーロー製品で培った技術と、特殊鋼材を専門とする名古屋特殊鋼との共同開発により誕生した、メード・イン・ジャパンの製品だ。刀身には両社が共同で開発した特殊刃材“VPS(粉末耐食耐摩耗合金)”を採用している。“VPS”は、金属を溶かして圧着する溶製法とは異なり、金属を一度細かい粉にしてから押し固めて焼き固める粉末工法により均一な組織を実現する。特殊な熱処理を加えることで、包丁に必要な“硬さ”“欠けにくさ”“錆びにくさ”を高次元で両立させた素材となっている。また、切れ味の良さは食材の味にも影響する。食材の細胞を壊さずに繊維を断ち切ることで水分を残したまま切ることができ、素材の旨みやコクを損なわないのも特徴だ。

ハンドルにはバーミキュラ独自の薄肉鋳造技術によって実現した鋳物ホーローを採用した。鋳物の質感と適度な重さが手になじみ、濡れても滑りにくい設計に仕上げている。手元に重心が集まるバランス設計により、長時間使用しても疲れにくい。鋳物ホーローならではの堅牢な耐久性と、匂いや汚れのつきにくさも備え、食器洗浄機や乾燥機への対応も実現した。カラーは、マットリネンベージュ、オーシャンネイビー、マットブラックの3色展開で用意する。刃付けは両刃で右利き・左利き兼用となっている。

発売前に実施したシェフ向け試用で、「はっこく」の佐藤博之は「細胞が生きたまま切れてる感じ。匂い移りもまったくない」と語り、「成生」の志村剛生は「みずみずしさがしっかり残る。これは素材の味で勝負できる包丁だ」と評価した。「レフェルヴェソンス(L’EFFERVESCENCE)」の生江史伸は「断面がまったく違いますよね。野菜は包丁で美味しくなるんです」とコメントした。「ワギュウマフィア(WAGYUMAFIA)」の堀江貴文と浜田寿人は「この切れ味は正義だ。サシの入った和牛がスパッと切れる」と述べた。

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