伊藤忠商事は、英ロンドン発祥のコンフォートシューズブランド「フィットフロップ(FITFLOP)」の日本市場における独占輸入販売権を取得した。ドウシシャを通じて、2015年秋から全国の百貨店、専門店で販売する。4年後には小売りベースで売上高20億円を目指す。価格帯はサンダル7800?2万1000円、スニーカー・バレエシューズ7800?2万4000円、ブーツ1万9800?3万1000円。
「フィットフロップ」は07年にロンドンで創業。ロンドンのスパ「ブリス」の創業者マルシア・キルゴアが、ロンドンサウスバンク大学の生体工学博士チームと共同で3層構造のミッドソールを開発し、体圧分散を促すコンフォートサンダルを製作した。現在はサンダルのほか、スニーカー、クロッグサンダル、ブーツ、バレエシューズ、スリッパなど、幅広い商品をそろえ、世界54カ国で2400万足以上を販売している。