ファッション

「クリスティーナ ティ」デザイナーが語るイタリアと日本への愛

 ミラノ・コレクションに参加している「クリスティーナ ティ(KRISTINA TI)」のデザイナー、クリスティーナ・タルディートが来日した。「クリスティーナ ティ」のショップは、トリノ、ミラノ、リゾート地のポルトチェルボなどイタリア4店舗。三崎商事が輸入販売している日本市場は大丸京都店と大丸心斎橋店に直営店があるほか、セレクトショップで販売されている。来年2月、新宿タカシマヤでも販売される。

 12月10日、フォトスタジオSWITCH表参道にメディア関係者を招いて、2016年春夏コレクションの紹介。料理家 岸本恵理子によるクリスティーナの出身地イタリア・ピエモンテの料理を着席スタイルで振る舞った。彼女は、この10年、ほぼ毎年来日している親日家。コレクションのインスピレーション源でもある郷土愛、日本愛を語った。

WWDジャパン(以下、WWD):ピエモンテ州料理を振る舞ったプレスランチ会の狙いは?

クリスティーナ・タルディ―ト(以下、クリスティーナ):メニューは、じゃがいも 芽キャベツ 紅芯大根などの ミモザサラダ、チキンとオリーブの軽い煮込みなど。自宅に招いたような親密な雰囲気の中で、コレクションを見てほしかった。実は、私は料理があまり上手ではない(苦笑)。むしろ母が作る肉の煮込み“ボッリート”は格別だった。私の住まいがあるトリノは小さな街だが、ちょっとした美しさを見つけることができ、“小さなパリ”と評する人もいる。

WWD:2016年春夏コレクションに和柄をイメージしたデザインがある。

クリスティーナ:テーマは、混成、統合、国際性。ヨーロッパ、アフリカ、アジアの文化とその融合を意識してデザインした。その中で、好きな日本の和柄を取り入れた。ソフトで繊細だが、芯の強さも持ち合わせている日本の女性像も意識している。今回の12月の来日は初めてだが、紅葉の美しさに感動した。インターナショナルスクールに通う9歳の娘も日本好きで、一番の親友は日本人の男の子だ。ミラノ万博に行き日本館も訪問した。

WWD:15年はどんな年だった?そして16年の目標は?

クリスティーナ:経営者だった父が他界し、デザイナー活動と併せて社長業も私が兼務したこと。メインコレクションに加えて、プレコレクションをスタートするなどブランドは変化している。今後の目標は、さらに愛されるブランドになること。来年から年1店舗出店を目標にする。まず、ローマ、そしてフィレンツェ。世界で販売しているが、まず母国のイタリアでブランドを確立したい。

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