3万円で買えるカジュアルなドレスも
“ウエディングドレスは挙式の後も着る”というマインドが広まっているようだ。イノセントの「ニーム」は、フランスのウィメンズブランド「セッスン(SESSUN)」のウエディングライン“セッスン ウィ(SESSUN OUI)”の取り扱いをスタートした。価格帯はウエアが2万2000〜3万5000円、小物が6000〜2万円。ドレスは3万円で購入できる破格ぶり。もちろん、ウエディングドレスとして着用することもできるが、“式後も着られる”というのがセールスポイントだ。
東京のウィメンズブランドの「ミュベール(MUVEIL)」も少しカジュアルなウエディングドレスを提案している。2016-17年秋冬の展示会で披露した新作は、オーストリッチフェザー付きのキャミソールとパンツ、チュールブラウスの3点セット(22万円)。挙式の後は、チュールブラウスを取り外して、日常着としてコーディネートすることができる。また、「フレッドペリー(FRED PERRY)」のポロニットをリメイクしたトップスとティアードのロングスカートのセット(17万円)も、式後にはシンプルなポロニットとして着用可能。いずれも、東京・青山にある旗艦店のギャラリーミュベールで受注販売。オーダーから4カ月後にデリバリーする。デザイナーの中山路子は「特別な思い出が詰まったドレスは1度着て、その後眺めるものにするのではなく、日常でも愛着を持って着てほしい」と言う。 「スズキタカユキ(SUZUKI TAKAYUKI)」は14年、ドレスライン“スズキタカユキ マリアージュ(SUZUKI TAKAYUKI MARRIAGE)”をスタートした。コンセプトは“自分らしく自然体で考えるウエディング”。上質なシルクやコットンを使った優しい風合いが特徴で、装飾には1860年代~1900年代のアンティークレースを採用。セミオーダーとフルオーダーを受け、一点一点が異なる手作りのウエディングドレスが出来上がる。価格は30万円から。デザイナーのスズキタカユキは「オーダーメードのウエディングドレスであれば、挙式後にドレスのアレンジや染色、お直しができる。(日常着を想定してデザインをしている訳ではないけれど)永く愛用して頂くことができるはずだ」と語る。