【5ページ目】JIL SANDER(ジル サンダー)のニュース・ライン・デザイナーなどの紹介

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■JIL SANDER(ジル サンダー)のはじまり

1968年、ジル・サンダー(Jil Sander)が自身の名を冠したブランドを立ち上げ創業。73年に初のウィメンズを発表し、87年にミラノコレデビュー。99年、プラダ グループ入り以降、ジル・サンダー自身がデザイナーとして辞任・再任を繰り返しながら、ラフ・シモンズ(Raf Simons)らを起用。2008年にオンワードホールディングスが買収し、13年間運営した。22年現在は、ルーシー・メイヤー(Lucie Meier)とルーク・メイヤー(Luke Meier)がデザインを手掛け、伊OTBグループの傘下に。

■JIL SANDER(ジル サンダー)の歴史

1968年、ジル・サンダーが自身の名を冠したブランドを立ち上げ、ジルサンダー社を設立。73年、ドイツ・ハンブルグで初のウィメンズ・コレクションを発表。79年、仏ランカスター・グループ(THE LANCASTER GROUP)と化粧品ライセンス契約を結ぶ。87年からミラノ・コレクションに参加。89年、フランクフルト証券取引所に上場。93年にパリに旗艦店をオープン。95年、ミラノに本社を移転し、ショールームを開設。95年ニューヨークに法人を設立、アイウエアを発表。97年にミラノで初のメンズを発表。99年、プラダ グループ(PRADA GROUP)が株式を取得。2000年、ジル・サンダーが代表取締役デザイナーを辞任。
01年、日本法人を設立。「コレット」元バイヤーのミラン・ヴクミロヴィッチ(Milan Vukmirovic)をクリエイティブ・ディレクターに起用(01-02年秋冬〜03-04年秋冬)。04年、ジル・サンダーがクリエイティブ・ディレクターに再任(04年春夏〜05年春夏)。05年、ラフ・シモンズがクリエイティブ・ディレクターに就任(06-07年秋冬〜12-13年秋冬)。06年、イギリスの投資会社、チェンジ キャピタル パートナーズ(CHANGE CAPITAL PARTNERS)が株式を取得。07年、アクセサリー部門を新設。08年、オンワードホールディングスが1億6700万ユーロ(当時約215億円)で「ジル サンダー」を買収。9月に東京・青山に新コンセプトの旗艦店をオープン。11年、「ジル サンダー ネイビー」をスタート。
12年、ジル・サンダーがクリエイティブ・ディレクターに3度目の就任(14年春夏)。14年、クリエイティブ・ディレクターにロドルフォ・パリアルンガ(Rodolfo Paglialunga)を起用(ウィメンズ15年春夏〜17-18年秋冬、メンズ15-16年秋冬〜17-18年秋冬)。
17年、ルーシー・メイヤーとルーク・メイヤーが共同クリエイティブ・ディレクターに就任(18年プレ・スプリング〜)。18年9月、南青山旗艦店が表参道沿いに移転。19年、「ジル サンダー+」をスタート。
21年3月、「ディーゼル(DIESEL)」や「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」などを擁するOTBグループが「ジル サンダー」をオンワードHDから買収し傘下に入る。買収額は非公開。
9月、OTBのウバルド・ミネッリ(Ubaldo Minelli)CEOが「ジル サンダー」CEOを兼任することに。22年8月、プレ・コレクションと同時に発表するタイムレスなコレクション“ワードローブ(WARDROBE)”をローンチ。

■JIL SANDER(ジル サンダー)の主な歴代デザイナー

ジル・サンダー:

ドイツ生まれハンブルク育ち。68年、自身の名を冠したブランドを立ち上げ、創業。73年に初のウィメンズ・コレクションを発表しデビュー。2000年に一度デザイナーを辞任するも、再任・辞任を繰り返し、13年にブランドを離れた。09年、ユニクロ(UNIQLO)との協業で「+J」をスタート(09-10年秋冬〜11-12年秋冬、20-21年秋冬〜21-22年秋冬)。17年、ドイツ・フランクフルトの応用工芸博物館で初の単独開催となる展覧会を開催。

ラフ・シモンズ:

68年1月12日ベルギー生まれ。大学で工業デザインを学び、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)の下でインテリアデザイナーとしてキャリアをスタート。独学で服作りを学び、メンズデザイナーに。97年春夏パリメンズでデビュー。2005年に「ジル サンダー」のクリエイティブ・ディレクターに、12年に「ディオール」(DIOR)のアーティスティック・ディレクターに、16年に「カルバン・クライン」(CALVIN KLEIN)のチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任。20年から「プラダ」(PRADA)の共同クリエイティブ・ディレクターに。

ルーシー・メイヤー:

スイス生まれ。オーストリア人の母とドイツ人の父を持つ。フィレンツェでファッションマーケティング、パリでファッションデザインを学んだ後、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)率いる「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のデザインチームで5年、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)率いる「バレンシアガ(BALENCIAGA)」で経験を積む。その後、ラフによる「ディオール」のヘッドデザナーとして加わる。ラフ退任後は、共同クリエイティブ・ディレクターとして5つのコレクションに従事。17年4月から現職。

ルーク・メイヤー:

カナダ生まれ。イギリス人の母とスイス人の父を持つ。米ジョージタウン大学でファイナンスと国際ビジネスを学んだ後、英オックスフォード大学で経営学を専攻。その後、ニューヨーク州立ファッション工科大学へ進学。「シュプリーム(SUPREME)」のヘッドデザイナーを経て、14-15年秋冬からメンズブランド「OAMC」を共同設立者兼デザイナーに。17年4月から現職。

■JIL SANDER(ジル サンダー)の代表的なブランド・ライン

「ジル サンダー ネイビー(JIL SANDER NAVY)」:

11年春夏〜19年春夏。“エクステンションライン”として、メーンラインの「ジル サンダー」よりも買いやすい価格の商品をラインアップ。15年秋からメンズを、日本とアジア、欧州、北米で同時発売。国内では、伊勢丹新宿本店、松屋銀座店など9の百貨店にインショップを持っていた。

「ジル サンダー+(JIL SANDER+)」:

19-20年秋冬〜。「ジル サンダー」の「メインコレクションを補うコレクション」として誕生。カントリーサイドへの旅行など、“都会から抜け出した暮らし”をコンセプトに、ウィメンズとメンズの商品を企画する。初コレクションに先駆けて、19年夏にカプセルコレクションを発表。ファーストシーズンはゴム引きコートの「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」とコラボレーションし、アウターや雑貨を販売。21年には、カナダ発のアウトドアブランド「アークテリクス(ARC’TERYX)」とのカプセルコレクションや「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」とのコラボアイテムを発表した。

■公式サイト

https://www.jilsander.com/ja-jp/home

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