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ブランド復活を目指す「トラサルディ」 アーカイブを現代的に解釈する新プロジェクトを始動

 「トラサルディ(TRUSSARDI)」は、イタリアのアーティストと組んでアーカイブを現代的に再解釈し、写真や動画、インスタレーション・アートで表現したものをソーシャルメディアなどのインターネット上で発表するプロジェクト「アーカイブ+ナウ(ARCHIVE+NOW)」を実施する。同ブランドは2月13日に伊投資会社クアトロアール(QUATTROR)に株式の60%程度を売却しているが、その際にアンドレア・モランテ(Andrea Morante)=クアトロアール会長が「ブランドのアーカイブをモダンによみがえらせることができるだろう」とコメントしていた。

 プロジェクトの第1弾として、双子のモデルでアーティストのジュリア(Giulia)とカミラ(Camilla)・ベントゥリーニ(Venturini)姉妹を起用。トラサルディ一族が所有する17世紀に建てられたプライベート・ヴィラで、同ブランドの2019-20年秋冬コレクションとアーカイブを再解釈したものの両方を身に着けた姉妹を写真家のハンナ・ムーン(Hanna Moon)と動画チームのノー・テキスト(NO TEXT)が撮影した。

 トマソ・トラサルディ(Tomaso Trussardi)会長は、「アーカイブを含めた当社の美しい作品を現代的な物とミックスして再解釈しようと考えたが、デザイナーの起用はすでに多くのブランドが行っているので、アーティストに声をかけた。ブランド復活にあたって『トラサルディ』らしさを見てもらいたかったこと、またすぐに着手できるプロジェクトだったことから、今回は2週間で形にした」と語った。ベントゥリーニ姉妹を起用した理由については、「クリエイティビティーに溢れていて、国際的かつソーシャルメディア上で存在感があるため」とコメントした。