アマゾンがプレステージブランド強化に本格始動　美容業界向けにセミナーを開催

　アマゾン（AMAZON）は12月6日、ミドル～ハイエンドの美容ブランドを対象としたセミナーを東京・アマゾンジャパン新社屋のセミナールームで開催する。アマゾンは近年、ラグジュアリー、ドクターズ、ナチュラル・オーガニック、メンズなどのコンセプトストアを開いており、ビューティカテゴリーを拡充している。今回のセミナーでは、アマゾンが持つ幅広い年代のユーザーや口コミ、ランキングなどのノウハウを基にECでの悩み解決に始まり、ECを活用したブランドエクイティ向上、販路促進についても伝える。

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　ECはさまざまな業界で必須の事業戦略であり、美容業界でも課題の一つとなっている。しかし、自社ブランドの世界観を表現しながらECで販売、オフラインとオンラインの共存に悩むブランドは多い。また、活用方法がわからず若年層との接点や新客の獲得に活かしきれなかったり、検索結果や口コミ、ランキングなどは意図した通りに動かせない要素だと諦めていたり、課題が多いと感じているブランドも少なくないだろう。今回のセミナーでは、世界観を守りながらECでの売り上げ拡大策を伝授する。

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　セミナーでは実際にアマゾンで「ラ ロッシュ ポゼ（LA ROCHE POSAY）」を展開する日本ロレアル、「ルナソル（LUNASOL）」「キッカ（CHICCA）」を抱えるカネボウ化粧品から担当者が登壇し、なぜアマゾンでの販売を開始したのか、ブランドカウンターやオフラインチャネルとの共存、実際にアマゾンで販売を開始しての感想など実体験を基に語る。

　その他にもアマゾンが持つランキングやレビューを用いて、アマゾン社員が販促実例を紹介。また、プレステージブランド向けに提供するコンテンツを一般に初公開する。ブランドの世界観を保ちながらECで売っていく方法をアマゾン社員がレクチャーするなど、ビジネスに活かせる内容が用意される。