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伊・気鋭ストリートブランドが南青山にストリップ劇場風ショップを作ったワケ

 東京・南青山のT-PLACE内に突如ストリップ劇場を模したショップができた。ショップ名は「ロンリー ハーツ クラブ(LONELY HEARTS CLUB)」。10月末まで開催している、イタリア発のラグジュアリー・ストリート・ブランド「パーム・エンジェルス(PALM ANGELS)」のポップアップストアだ。

 フランチェスコ・ラガッツィ(Francesco Ragazzi)=「パーム・エンジェルス」デザイナーはショップについて「ただ出店するだけではなくて、新しいことがしたかった。店に来て買い物をするだけでなく、来てくれた人の記憶に残るような特別な体験を提供したい」と語る。オープン初日には「ロンリー ハーツ クラブ」のロゴがプリントされたTシャツやパーカなどを数量限定で無料配布し、大行列ができた。また、内装は野村訓市率いるトリップスターと共に企画、制作。赤いベルベットとピンクのカーペットで覆われたショップの中央にはゴールドのポールを設置したステージが設けられている。その他「パーム・エンジェルス」のブランドロゴがスタンプされた紙幣や、「ロンリーハーツクラブ」仕様のスリッパ、ゴルフボールなどが随所に置かれている。

 ポップアップでは2017-18年秋冬シーズンのアイテムに加え、ラガッツィ=デザイナーが集めたビンテージTシャツをカスタムした一点もののTシャツコレクションや灰皿、ショットグラスなどがそろう。その他、日本限定カラーのトラックスーツや、6月にミラノメンズでの2018年春夏コレクションで発表した「スイコック(SUICOKE)」とのコラボサンダルの先行販売を行なっている。「アジア、中でも日本は重要なマーケットだと思っている。そのため18年春夏アイテムの先行販売やエクスクルーシブなアイテムの展開を行っている」とラガッツィ=デザイナー。

 「『パーム・エンジェルス』はストリートから這い上がって来たブランド。“ラグジュアリー・ストリート”と称されることも多いが、ジャンルにとらわれたくはない。他の気鋭ブランドと共に新しいジャンルを確立していきたい」とブランドのこれからを語った。