ファッション

長瀬哲朗が認めるコスチュームデザイナーとの協業を語る

 官民一体で大阪を盛り上げるイベント「御堂筋ランウェイ」が11月に開催された。日曜日に目抜き通りの御堂筋を封鎖し、400メートルのレッドカーペットを敷き、ファッションショーや五輪メダリストによるリレーパフォーマンス、伝統芸能などを披露した。中でも目を引いたのが、スタイリストの長瀬哲朗がディレクションし、コスチュームデザイナーの齋藤弘純(Woora Front)がデザイン・制作した「フューチャーコレクション」だった。モデルに加え、セグウェイを乗りこなすパフォーマーらの衣装も手掛け、監修を魅了した。

 長瀬は斎藤の魅力について、「僕が衣装やコスチュームを製作するとき、エンターテインメント性が高いものを求められるときには、弘純君と組むことが多い。仕事がすごく的確だし、デザイナーでありアーティストでありダンサーであり、いつも新しいことをしている。作るものもぶっ飛んでいて面白いし、世の中の流れに流されていないのがいい」と話す。知り合ったのは17年前。彼が18歳の頃で、6年前から仕事で協業するようになったという。今回、過去・現在・未来をテーマにしたランウェイの中で、未来パートを任された際にも、「弘純君となら面白いことができる」とすぐにオファー。「未来=フューチャリスティックをファッションで表現するとしたら、引き算で、ミニマムでモダンなものになる。ただし、今回は大通りで披露するものなので、繊細なものを作っても分かりにくいので、よりエンターテインメント的にしてほしいと伝えた。僕はSFのカルトムービーが好きなので、そこに登場するキャラクターを作り上げる感じでといっていたが、実際にこの衣装を使って映画を作ったら面白くなると思った」と振り返る。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬のトレンド総まとめ 鍵は「退屈じゃない日常着」

4月15日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で発表された100以上のブランドから、アイテムや素材、色、パターン、ディテール、バッグ&シューズのトレンドを分析しました。豊富なルック写真と共にお届けします。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。