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千葉市中心市街地に空洞化の懸念

11月に千葉パルコが閉店 来年3月に三越千葉店が閉店

 千葉市の中心市街地の空洞化が進んでいる。かつては県内一の商業地として、県全域から人を集めてにぎわっていたが、2000年以降は県内各地に郊外型ショッピングセンターやアウトレットモールが相次いで開業。広域からの集客力がじわじわと落ちた。その影響で11月末には千葉パルコが営業を終了し、来年3月には三越千葉店が閉店する。パルコと三越という老舗の退場によって、営業を続ける既存の商業施設も来街者の落ち込みを懸念する。

 「数年後にこの場所は様変わりしているかもしれないが、千葉パルコのことを長く思い出していただけたらうれしい」。千葉パルコの最終営業日となった11月30日夜の閉店セレモニーで、上田昭二・店長が声を詰まらせながら挨拶した。同店の最後の瞬間を見届けようと、歩道や隣接する公園を数百人が埋め尽くした。

 市内に住む40代の女性は「学生時代はパルコとセンプラ(近隣にあった商業施設のセントラルプラザ)をぶらぶらするのが楽しかった。センプラはだいぶ前(01年)になくなってしまい、今度はパルコも閉店。私と高校生の娘も最近は(郊外の)イオンモール(幕張新都心)で買い物することの方が多い」と話した。

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