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池袋の小売再編 西武とヨドバシ、館内で並び合う新体制へ

ヨドバシカメラは16日、東京・池袋に「ヨドバシカメラ マルチメディア池袋」を6月30日に開店すると発表した。百貨店の西武池袋本店と同じビルで、地下1階から地上6階の7フロアで店舗面積は3万3000平方メートルの関東最大級の大型店になる。当初は2025年夏にも開業する予定だったが、内装工事が難航して遅れていた。24年から改装工事を進める西武池袋本店も既に8割がオープンし、26年中には全面開業。同じビルに西武池袋本店とヨドバシカメラが営業する新体制に移行する。

両店が入る駅ビルはもともと西武鉄道を運営する西武ホールディングス(HD)などが地権者だったが、23年にヨドバシホールディングス(HD)が取得し、名称も「ヨドバシHD池袋ビル」になった。ヨドバシHDは、そごう・西武の親会社である米投資会社フォートレス・インベストメント・グループと連携する間柄だ。

ヨドバシHDの1テナントになった西武池袋本店は、売り場面積を約半分の4万8000平方メートルに縮小させ、ラグジュアリーブランド、化粧品、食品に絞り込んだ売り場へと改装工事を進めてきた。ヨドバシカメラは西武池袋本店が退いた北側のフロアに入る。各フロアは隔てなく連結され、客が百貨店と家電量販店を行き来する動線になる。

落ち着いた雰囲気で高級感を打ち出す西武池袋本店と、雑多な賑わいを売りにするヨドバシカメラの組み合わせが新しいシナジーを生み出せるのか、小売関係者の注目を集めている。

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