ビューティ
特集 サステナビューティ 正しさから共感へ 第12回 / 全18回

ポーラが“手紙”で能登を支援 地域と人をつなぐ取り組み【社会的役割の進化】

有料会員限定記事

化粧品を作り、売る。各社はその第一義的な役割を超え、自社の資産を使った活動により、社会との接点を広げている。地域との共創、インクルーシブな美容提案、無意識の偏見への気付きの提供、顧客参加型の子ども支援。業界の枠を超えたつながりや、そこで得た知見は、製品だけでは伝えきれない企業・ブランドの価値として積み重なっていく。(この記事は「WWDJAPAN」2026年5月25日号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋に加筆しています)

製品を届けるだけではないBtoB事業の役割

POINT
記憶が信頼や安心感につながる

ポーラ(POLA)は、独自価値の1つであるアートをテーマに能登半島地震で被災した宿泊施設を支援するプロジェクト「POLA TRAVEL LETTER」を1月に始動した。主体となるのは、ホテルや旅館、温浴施設向けにアメニティーや業務用化粧品を展開するBtoB事業部だ。全国約1万4000施設と接点を持つ同事業部が取り組むのは、製品を届ける支援ではなく、地元のアーティストとつながり地域の魅力を発信する支援だ。「能登は、事業を始めた当初からお世話になってきた大切な地域。震災後、製品支援は行っていたが、ポーラらしく何ができるのかを考えた」と森義久ポーラBtoB事業部西日本営業所マネージャーは話す。取引先だった施設の多くが被災し、休業を余儀なくされた。復旧が進み、一部客室だけで営業を再開する施設もあるが、「世の中から能登の記憶が薄れつつある」という危機感もあった。

この続きを読むには…
残り1552⽂字, 画像1枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

長寿&人気の販売員特集 ファッション&ビューティのトップ販売員20人の今【WWDBEAUTY付録:「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2026」結果発表!】

「WWDJAPAN」8月24日号は、毎年恒例の人気企画「販売員特集」。ファッションとビューティ、業界きってのえりすぐり20人に、素顔と接客の流儀、販売員としての矜持を聞きました。販売業は人手不足という現実に直面する中で、構造的な変化のただ中にあります。数万、数十万単位のフォロワーを抱えるインフルエンサー販売員が現代版のカリスマ店員として台頭し、地方の郊外モールから等身大の魅力で驚くほどの売り上げを…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。