ファッション

三陽商会が岩谷俊和による新生「トゥー ビー シック」を披露

 三陽商会は、婦人服ブランド「トゥー ビー シック(TO BE CHIC)」で岩谷俊和がディレクターに就任して初のコレクションとなる2015-16年秋冬物商品を披露した。同ブランドは準基幹事業と位置付けられ、百貨店62店舗で販売している。「ドレスキャンプ(DRESSCAMP)」と「ユミカツラ(YUMI KATSURA)」のデザイナーも務める岩谷ディレクターの起用で、ブランド価値向上を目指す。

 シーズンコンセプトは、「THE 50's & AMERICAN TOUCH IN NEW YORK CITY」。"ライン時代"と言われた1950年代をインスピレーション源に、Iラインやフィットアンドフレアなどのシルエットを採用した。従来のデザインと変化を見せたのは、岩谷ディレクターが得意とする大判のボタニカルやジオメトリックなプリント使いのアイテムなど。カシミアやフェレットファー、ラムウールのメルトンなどの上質な素材を採用し、よりエレガントな印象に仕上げた。また、帽子ブランド「アキオ ヒラタ」とアクセサリーブランド「アトリエ染花」とのコラボレーション商品を提案する。

 価格帯は、トップスが1万3000〜4万9000円、ニットが1万7000〜4万9000円、ボトムスが1万9000〜5万9000円、ドレスが3万6000〜6万3000円、ジャケットが3万3000〜6万9000円、ウール商品が6万3000?19万円など。中心価格帯をそのままに、上質素材を使ったアウターなどの高額商品を拡充。新たにエレガントでクラシカルな「トゥー ビー シック」の世界観を訴求し、新規顧客の獲得とブランドのグレードアップを狙う。

 加地宏彰トゥービーシック企画グループ 企画統括長は「(岩谷ディレクターの起用によって)コンセプトなどブランドの根底にある軸を変えず、ブランドをリフレッシュさせることができた。"『トゥー ビー シック』と『ドレスキャンプ』はイメージが違いすぎる"という声もあったが、その良いミスマッチ感から驚きが期待できる」と話す。

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