ジュンは4月26日、大阪・南堀江にセレクトショップ「ビオトープ大阪」をオープンした。「ビオトープ」は4年前にボタニカルとラグジュアリーを融合し、国内外のデザイナーブランドに加え、ナチュラルコスメやレストランなどを備えたライフスタイル型のセレクト業態の先駆けとして誕生した「ビオトープ」業態の待望の2店舗目。1・2階と4階で店舗面積約800�uの店内は、1階には鉢植えなどを扱う「ビオトープ ナーセリーズ」やコーヒースタンドを導入する一方、「ビオトープ」初のオリジナル商品であるカットソーやタオル、パジャマを扱い、2階では「ステラ マッカートニー」「アニエスベー」「ハイク」などの国内外のブランドを販売、4階のルーフトップにはレストランを導入した。
「ビオトープ大阪」の店舗は、当時『アー・ペー・セー』の日本法人を率いていた佐々木進ジュン社長が、南堀江を先進的なファッションエリアに変えるきっかけになった『アー・ペー・セー』大阪店の跡地。梅田駅周辺に次々と大型商業施設が誕生し、南堀江からは有力ブランドの撤退・移転が相次いているが、迫村岳「ビオトープ」ディレクターは、「2店目のオープンに関しては入念に準備を進め、場所もいろいろと探した結果、先進的なライフスタイルを提案する『ビオトープ』にとって、この場所しかないと思った」と語る。
東京店の約2倍の広さを持つ大阪店のオープンに際し、「ビオトープ」のオリジナルブランドをスタートした。イタリアの高級生地ブランド『トーマス メイソン』の最高級のコットンを使ったパジャマは2万7000円、高級タオルのブランドの「ヒポポタマス」とコラボレーションしたビオトープカラーのストライプタオルは6800円（いずれも税別）は、いずれもビオトープらしいこだわりとクオリティを備えている。「ビオトープ大阪」が、南堀江を再び活性化する起爆剤になろうとしている。
