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韓国発“肌管理”スキンケアブランド「コフェル」が日本事業に本格参入 20代向けの新ラインを発表

韓国発“肌管理”スキンケアブランド「コフェル(KOPHER)」はこのほど、日本事業に本格参入する。新たに20代の肌悩みに特化した“グロウ シリーズ”(全7品、4600〜5200円)を打ち出すほか、ブランドを代表する“4ever シリーズ”(全8品、2700〜9800円)など全3シリーズを扱う。2026年に日本法人および日本事業部を本格始動させ、マス層へのリーチを図る。

「コフェル」について

「コフェル」は、2019年に韓国で誕生したスキンケアブランド。「肌が持つ本来の健康な美しさを引き出す」という理念の下、韓国内で20院以上を展開する「4ever 美容外科」と協業し、医学的アドバイスや臨床現場での知見を反映した製品開発を行う。ライフステージに寄り添いながら、日々のデイリーケアで肌を育む「肌管理スキンケア」を提案している。

23年にはQoo10のメガ割でコスメカテゴリーランキング1位(対象期間23年11月22日〜12月3日)を獲得し、今年は楽天市場のアワードを2冠受賞。ブランドのリピート率は約70%だといい、着実に支持を広げている。今回、年代ごとの肌の特徴とニーズに合わせて製品展開を見直し、揺らぎやすい20代の肌に特化した新シリーズを開発した。

20代の肌悩みに特化した新シリーズ

特に20代は、ストレスや睡眠不足、季節・環境の変化など、さまざまな要因の影響を受けやすく、肌の状態も不安定だ。新たに開発した“グロウ シリーズ”は、ピーリングをはじめ美容成分の浸透や効果をサポートするエステ発想のラインアップを軸に、その日の肌状態に合わせて4種のパウダー状セラム“メルティングセラム”(全4種、各10g、各4500円)から1種を選んで重ねることで、日々変化する肌に寄り添う。

主力の“4ever シリーズ”は25〜35歳が求める保湿とハリを重視し、あらゆる肌悩みに対応することを目指した。肌に存在する成分として知られるタンパク質(EGF)と、EGFと互いに補い合うように設計した9種のペプチド(成長因子)を配合。さらにマトリカリア花エキスやスイカズラ花エキスなどの自然由来成分が、肌への負担を和らげながら、しっとりとした心地よい使用感を実現した。中でも人気の“キュリペア メラクリーム”(35mL、4900円)は、累計販売数2500万個を突破。リピーターの口コミを中心に支持が広がり、ブランドの人気をけん引している。

そのほか、40代以上には弾力とハリにアプローチする“ハイニカル シリーズ”(全3品、各5500円)を提案する。

日本は重要な戦略的市場

「コフェル」は現在世界16カ国で展開し、全体売り上げの約半分を日本市場が占めている。19年第3四半期から25四半期連続で売り上げが増加している中、特に日本市場が越境ECで成長をけん引していることから日本法人および日本事業部を26年に本格始動する。これを機にバラエティーショップを中心にオフライン展開を強化し、ゆくゆくは旗艦店のオープンも視野に入れている。チェ・ユンソク社長は、「今後は韓国から製品を輸出するだけでなく、日本の消費者のニーズに応える製品開発も行う」とし、3年以内にマス層のブランド認知度約20%を目指す。

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