
「M・A・C」は、グラミー受賞シンガーソングライターのチャペル・ローン(Chappend Roan)を新たなグローバル・アンバサダーに任命した。ステージ上で見せるファッションなど音楽以外でも注目を集めるチャペルは、新たなパートナーシップについて「『「M・A・C」』とのパートナーシップは、私にとって原点に戻るような特別な意味がある。私たちが共に創り上げたものを、世界中の皆さまにお届けできる日が待ち遠しい」と語った。また、ブランドのグローバル・クリエイティブ・ディレクターであるニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)は、このコラボレーションを「チャペルを『「M・A・C」』のブランドアンバサダーとして迎え入れることを、とても嬉しく思う。特にLGBTQIA+コミュニティの声と権利に寄り添う彼女の姿勢は、M·A·Cが創業以来大切にしてきた精神そのもの。今後一緒に生み出していくすべてのことが楽しみだ」とコメントした。
シネマティックなビジュアルを披露
フォトグラファーデュオのイネス&ヴィノード(Inez&Vinoodh)が撮影したチャペル初の「「M・A・C」」キャンペーンでは、雲のように白い肌、存在を消した眉、クール・テディのリップを組み合わせた演劇的なメルックを披露。アンドリュー・ダーリン(Andrew Darling )は、このルックについて「パワフルでグラフィック、そして“チャペルらしさ”に満ちたアンドロジニーの現代的な解釈。フィルム・ノワールや1930年代のミリタリースタイルを参考にしながら、チャペルのシグネチャーであるハイグラムを重ね合わせた」と解説している。